インド株の時代がやってくる

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私が初めて投資をしたのは中国株でした。私が投資をした中国株であるテンセントは大きく成長して、私の資産を激増させてくれる事になります。1000万円ぐらいの投資資金が、今は1億円という資産規模になったのもテンセントの大きなアシストがあったおかげです。

現在の私の投資先は、中国株の比率は少なくなっており、米国株が中心のポートフォリオとなっています。

今の中国株は不安定だよね

主力の投資先にするのは、少し怖い環境になっているよね

世界でも最大級の経済規模を誇り、成長路線を突き進んでいた中国ですが、最近は高齢化社会に急速に向かっており、成長性は鈍化しています。

そんな中国に変わって今後の世界経済を牽引していきそうな国の1つにインドがあります。今回は、そんなインドへの投資についてのお話です。

目次

インドのポテンシャル

インドは、今から成長していくと言われている国です。昔の中国のように、豊富な人口を背景にしてGDPを伸ばしていき、世界経済への影響を強めていく事になると想定されています。

インドの現在のGDPの順位と今後のGDP予測の順位を確認してみましょう。

GDPランキング2023年度(実績値)2027年度(予測値)
1位米国米国
2位中国中国
3位日本インド
4位ドイツドイツ
5位インド日本

2023年度ではインドは5位だったのですが、2027年には3位にまでランクアップしています。人口増加を背景に経済成長も合わせた事でインドのGDPは大きく伸びていきます。

ちなみに、地味に日本はランクダウンしており、インドだけでなくドイツにも抜かれてしまうみたいですね

インドのようにGDPが成長していく国は、株式市場の上昇していく可能性が高くなっており、インド株式市場は魅力にあふれています。

インドの人口統計

日本がかつて高度成長期に経済が大きく伸びた要因の1つに労働人口の増加と理想的な釣り鐘型の人口分布だったという事があります。

インドもかつての日本のように、労働人口が増えていき、理想的な釣り鐘型の人口分布となっています。

インドの人口推移想定

人口増加が止まっている日本や中国などとは違い、今後も人口は増えていき、2070年ぐらいまでは順調に人口が増加していく想定となっています。2070年だと今から50年ぐらいはあるので、まだまだこの先も暫くはGDPも伸びていき、国力が増していく想定になっているのがインドです。

インドの年代別人口分布図

年代別の人口分布のボリュームゾーンが、10代~20代という若い世代になっており、この世代が年を重ねて成人となり、消費する側に回っていく事で更に経済が活性化されてきます。

家族を持ち、更に子供が生まれていくとベビーブームがやってくることになり、次なる消費行動が始まっていく事になります。

かつての日本も第一次ベビーブーム、第二次ベビーブームがあり、人口の増加・労働人口の増加によって経済は活性化していきました。インドも人口の増加や労働人口の増加によって、今後の成長性が期待されています。

インドへの投資

今後の成長性が期待でき、魅力的なインド市場なのですが、日本からインド株へと投資をする場合には、選択肢が限定されてしまいます。豊富な銘柄が選べて、数多くの投資信託等がある米国株や中国株などと違って、まだまだマイナーな市場である為、日本からの投資にはコストが掛かります。

直接的にインド株式市場に投資をする事が出来ず、米国市場に上場しているADR(数が少なくて数十社しかない)やインド株ETF、そして限られたインド株投資信託ぐらいになってしまいます。

手軽に投資が出来る米国株投資信などは信託報酬(運用手数料)が0.1%以下という非常に低コストだったりするのですが、インド株のETFや投資信託は、まだまだ信託報酬(運用手数料)が高いものが多く、1%近い信託報酬が必要だったりします。

そんなインド株投資信託にも、最近はコストダウンの流れが押し寄せており、少しずつ信託報酬が下ってきます。

たとえば、最近発表された「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックスファンド(愛称:サクッとインド株式)」は、信託報酬が0.4638%となっており、かなり手ごろな信託報酬になってきました。

従来は、低コストなインド株インデックスファンドと言えば、「iFreeNEXT インド株インデックス」が有力候補だったのですが、このファンドの信託報酬が0.781%だったことを考えると、新しく販売される「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックスファンド」は非常に低コストなインデクスファンドだと思います。

ただ、「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックスファンド」は名前をみれば分かるように、SBI証券でしか買えないのが難点ですね。

それでも、SBI証券が低コストのインド株インデックスファンドを出してきたという事は、ライバル他社も同様の商品を出してくると思います。楽天証券も同様のインド株インデックスファンドを出してくる事を期待したいですよね。

まとめ

今後の経済成長が見込まれているインド市場。その成長性を取り込むためにインド株式市場に投資をしていく事で私達に大きなリターンをもたらしてくれるかもしれません。

現状では、インド株式市場にアクセスするのは難しく、投資先の選択肢が限られているのですが、少しずつ信託報酬などが下ってきている事から、今後は魅力的な商品が出てくる可能性が高いです。

今から投資をしていけば、本格的にインド経済が伸びていく10年後には大きな果実が実っている事になっているのではないでしょうか。

SBI証券から新しく低コストなインド株インデックスファンドが登場しているように、投資家だけでなく証券会社もインド株市場に注目しており、今後も新しい魅力的な商品が販売されていく事になるでしょう。

少しずつインド株式をポートフォリオに加えていく事で、魅力的な成長性を取り込んでいく事が出来ると思います。

   

さて、今回の内容は、YouTubeにもアップしています。動画でみると、ブログとは違う魅力などもあると思いますので、ぜひYouTubeの方も見てくださいね。

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