最近、日本株・韓国株が軟調だけど行き過ぎた下落だよね

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最近は、日本株市場や韓国株市場が軟調になってきています。頼みの綱だった半導体銘柄が大きく下落をしており、それらの比重が高かった日経平均などは下落傾向が続いています。ある程度の下落は仕方がないとは思うのですが、時折行き過ぎた下落だなと思う時があります。

今日(7月28日)は、中国に新規上場したCXMT絡みで下落していたね

CXMTが半導体メモリ市場を席巻すると恐れられたみたいだね

中国の上海市場に7月27日に新規上場した CXMT(長鑫存儲技術)は、半導体メモリの企業で米国のマイクロン(MU)や韓国の SKハイニックスのライバル企業です。この中国の半導体メモリ企業である CXMTが新規上場によって手にした資金をもとに製造能力を拡大していき、競合企業を追い上げ、生産能力を拡大する事で供給不足に陥っている半導体メモリ企業の状況を変えてしまうと株式市場では警戒されているようです。

確かに、CXMTは半導体メモリ企業であり、マイクロンや SKハイニックスと競合関係にあるのですが、まだまだ技術力では追いついておらず、マイクロンや SKハイニックスが大きな利益をあげているハイエンド市場(AI市場)では、まだ参入は困難で、一世代前の半導体メモリ(HBM3)の製造に四苦八苦している状態です。

半導体メモリは、HBM4というのが最新のものになり、マイクロンや SKハイニックスなどが出荷しています。CXMTはいまだに HBM3の生産自体も本格的に始まっておらず、HBM3とHBM4の間には、HBM3Eというのがあり、実質的には、HBM3は最新のHBM4と比較すると、1.5世代前の製品となります。CXMTがマイクロンなどに追いつく(HBM4を生産できるようになる)には、早くても3年程度は掛かるとされており、なかなかすぐに埋まるような差ではないです。

なので、CXMTがマイクロンなどと同列的なライバル関係になるとまではいかず、ハイエンドモデルはマイクロンなどが依然として死守しており、CXMTが追いついてきても、新たな世代を開発して突き放していく事になると思います。

ただ、ではCXMTが現状では全くマイクロンの相手にはならないという訳でもなく、ローエンドモデルではCXMTも充分に強力なライバルと成り得るという感じではあります。中国国内のスマホ・家電・一部の標準サーバーなどは、ハイエンドモデルではくても充分通用していき、中国政府のバックアップを背景にシェアを拡大して、生産能力を増やし、低価格を武器に確固たるポジションを築くことになります

今、アップルも半導体メモリの価格が高止まりしている事から、CXMTと契約して安価に半導体メモリを導入しようとしており、米国政府にCXMTと交渉する事の許可を得ようと働きかけています。ローエンドモデルにおいては、生産能力と価格力を武器にマイクロンや SKハイニックスなどの市場シャアを奪いに行く事になる可能性が出てきています。

そういう事もあって、韓国の半導体メモリ企業の株価はCXMT上場後に大きく下落しているのですが、それでも株式市場の反応は少し極端すぎる感じがあり、長期的には影響を与えるとしても、短期的には過敏に反応し過ぎている感じだと思えます。

期待値が高くて、今まで結構な上昇をしていた分、ちょっとしたバッドニュースがあると大きく反応していしまいがちなのですが、ある程度下がるのは仕方がないとしても、ここ1~2日の下落は行き過ぎた感じがあるのではないかなと思っています。

   

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 韓国のレバレッジETFの株価下落による機械的な売りと個人の追証の発生、31日から行われる信用の現金規制、ADRと韓国上場株の価格差解消と一度に悪材料が出てきたので韓国市場の悪影響は避けようもないですね。日本株はソニーや富士通、NTTなどが強いのは心強いですね。

    • こんにちは、いわまさん。

      韓国市場の混乱に引きずられている感じですよね。
      何か悪いニュースが出ると過剰に反応してしまって、通常以上にさげている状態が続いているみたいに感じてしまいます。
      日経平均は大きく下げても、TOPIXはあまり下げていない(またはプラスになっている)のをみていると、半導体絡みで下げを誘発しているので、そろそろ落ち着いて欲しいなと思います。

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