半導体銘柄に投資をしたい場合の投資信託やETF

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半導体銘柄に投資をしたいけれども、ただでさえボラティリティが大きい半導体銘柄。個別株に投資をすると爆上がりする事もあれば、見るも無残に爆下げする事もあるので、超ハイリスクハイリターンとなります。そこで、半導体企業に投資をしたいけれども、比較的マイルドに抑えたいのであれば投資信託やETFを選択する事になります。

マイクロンみたいな爆上げに惹かれるけど、失敗した場合が怖いよね

投資信託やETFなら、それらを組み込みながら全体的に投資できるよね

米国株市場で投資(外貨:ドルで投資)をするならETF、日本市場で投資(円で投資)をするなら投資信託を選ぶのが一般的だと思います。なので、それぞれ米国株市場に上場しているETFと日本で購入できる投資信託を紹介していこうと思います。

まずは、米国株市場に上場しているETFからご紹介。半導体銘柄に投資をしている代表的なETFには、「iShares Semiconductor ETF (SOXX)」と「VanEck Semiconductor ETF (SMH)」があります。この2つのETFの違いは、半導体銘柄に比較的広く分散する(SOXX)か、超大型企業の比率を多く持つ(SMH)か、の違いとなっています。

項目SOXXSMH
信託報酬0.34%0.35%
組み入れ銘柄数30銘柄26銘柄
純資産総額360億ドル669億ドル
ベンチマークNYSE半導体指数MVIS米国上場半導体25指数
特徴分散型上位集中型

ETFのポートフォリオ組み入れ1位~5位の銘柄

SOXX組み入れ比率SMH組み入れ比率
Micron10.2%NVIDIA16.9%
AMD9.0%TSMC9.5%
Intel7.5%Broadcom8.9%
Broadcom7.1%Micron6.6%
NVIDIA6.5%Applied Materials6.0%

SOXX」は、単一銘柄の上限を原則 10%(リバランス時)と定めているため、特定の1社に引きずられすぎない設計となっています。最近はマイクロンがかなり上昇したので上限の 10%に達しています。一方で、「SMH」は、エヌビディアの保有率が 16.9%と突出して高く、次いで台湾セミコンダクターもポートフォリオに入っています。比較的大型企業を重視する感じです。

半導体銘柄に広く投資したいのであれば「SOXX」、エヌビディアを含めた AIインフラに比重を高く起きたいのであれば「SMH」という選択肢になると思います。

一方で、日本円で投資する場合は投資信託になると思います。投資信託の場合は、「ニッセイSOX指数インデックスファンド」か「楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド」になります(SOX指数とは、フィラデルフィア半導体株指数の事です)。

項目ニッセイ楽天・プラス
信託報酬0.1815%0.176%
組み入れ銘柄数30銘柄30銘柄
純資産額1123億円471億円
ファンド設定日(開始日)2023年3月31日2024年1月30日
ベンチマークフィラデルフィア半導体株指数フィラデルフィア半導体株指数

投資信託のポートフォリオ(両社ともほぼ同じ組み入れ順位・比率)」

順位組み入れ企業組み入れ比率
1位エヌビディア10.6%
2位ブロードコム9.5%
3位マイクロン7.5%
4位インテル6.2%
5位マーベル・テクノロジー5.7%

投資信託の場合は、米国市場のETFよりも信託報酬が低いのがいいですよね。また、米国ETFの場合は配当金が出た時(自動的に再投資されずにドルで受け取る)に米国で課税されて更に日本でも課税されますが、投資信託の場合は内部で再投資処理されるので米国での課税分(10%)のみで済みます。また、米国ETFを買う際にかかる「円をドルに換える為替コスト」や「米国株(ETF)の売買手数料」も投資信託の場合は不要なのもメリットですね。

投資信託の場合は、「ニッセイ」と「楽天・プラス」の2つから選ぶことになるのですが、「楽天・プラス」は楽天証券でしか買えないので楽天証券に口座を持っている人以外は必然的に「ニッセイ」の方を選ぶことになります。両社は同じ指数をベンチマークにしているので、基本的にはポートフォリオの構成も同じような感じだし、パフォーマンスも同じ感じです。信託報酬については、「楽天・プラス」が後から設定した(開設した)ので、「楽天・プラス」の方が信託報酬が少し低くなっていますが、ほぼ変わらない水準ですね。

半導体企業に連動している米国ETFと投資信託を比較した場合、投資信託の方が信託報酬も低く、また配当金再投資の際にも投資信託の方が税制上有利なので、基本的には投資信託を選んでおけばいいと思います。

   

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