暴落の多くは20%~30%の下落で大抵は止まる

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投資における恐怖の感じ方は、人それぞれ違いがあるのですが、多くの人が不安に感じたり・恐怖を覚えたりする水準というのがあります。どのくらい下がっていけば多くの人が不安に感じていくのかというと、一般的には20%~30%ぐらい下落していくと、不安が大きく高まります。

僕は、半分ぐらい下がっても大丈夫な気がするよ

それぐらいの下落を覚悟しながら投資をしている人が多いよね

投資をしている多くの人は、投資をしていると半分ぐらいに減ってしまう事があるという事は認識しているだろうし、意識もしていると思います。ただ、「半分ぐらい下がるかもしれない」と思うのと、実際に半分にまで減ってしまうのとでは感じ方が大きく違っていきます。

実際には、そこまで耐える事が出来ない事が多いのです。

目次

暴落の事例

皆さんは、過去の暴落の事例をたくさん知っていると思います。直近の暴落では、「コロナショック」、少し前では「リーマンショック」、そして「ITバブル崩壊」も有名ですよね。更に「ブラックマンデー」とかであれば実際に経験した事がある人は少ないと思いますが、非常に大きな下落として有名ですよね。

年代名称S&P500下落率
2020年コロナショック-33.9%(1か月)
2008年リーマンショック-56.7%(1年5か月)
2001年ITバブル崩壊-49.6%(2年6か月)
1987年ブラックマンデー-33.5%(3か月半)

「コロナショック」は、3年前の2020年なので体感した投資家も多かったと思いますし、記憶に新しいと思います。あの時は、激しい暴落を引き起こし、多くの投資家が慌てふためき、慄きながら逃げ惑っていたと思います。

「投資なんて、半分ぐらい下がる事があるよ」と思っていた投資家達も、実際の暴落を迎えると耐える事が出来ずに、逃げ惑っていました。

でも、後々から振り返ってみれば、コロナショックの時などはダウ平均やS&P500などの指数が半分に下がるまではいかず、約30%程度の暴落だったのです。

つまりは、30%程度の暴落でもあれほどの恐怖感と強烈な不安心理と、更に暴落するという群集心理の高まりが最悪の雰囲気にしてしまうのです。

これがリーマンショックやITバブルのような50%を超えてくるような暴落となると、本当にえげつないです。

過去の事例を知っているから怖い

「投資は、半分ぐらいに下がる事もある」と理解していて・覚悟もしていたはずの投資家達が、コロナショックなどの時には多くが脱落していったのは何故なのだろうか?

それは「過去の事例」を知っているからです。

  • リーマンショックの時は50%以上も下落した
  • ITバブルの頃は何年も下落が続いた
  • 世界恐慌の時は、89%もの超絶暴落した

20%とか30%とか株価が下がっていくと、市場の雰囲気は非常に悪くなります。

そのうえで、「まだまだ下がる」という意見が多勢を占めていきます。

そして、過去の事例を知っているからこそ、「あの時ぐらいまで下がる事がある」と思い込み、更なる下落が現実味を帯びてしまうのです。

そして、「まだ更に下げるのであれば、今のうちに売っておいた方がまだマシだと思う気持ちが非常に強くなっていくから売ってしまう事になるのです。

人は、意外と痛みには弱いものであり、未来の痛みを想像して怖くなってしまうのです。

実際には20%~30%程度で終わる

ただ、米国株市場が暴落をすると言っても、それほど大暴落する事は少ないです。

通常の下落などは20%程度で終わるし、暴落と呼ばれるような物でも30%程度で終わる事が多いです。50%以上も下落するような暴落を体感する機会は非常に少ないです(まあ、体感したいとは思わないけどね)

あのコロナショックやブラックマンデーですら、30%程度の暴落だった事を考えれば、それ以上の暴落をするというのは非常に大きな経済ショックが起こる必要があるというのが分かりやすいのではないでしょうか。

20%や30%ぐらい株価が下落すると周囲の雰囲気は非常に悪くなり、「まだまだ下がる」という意見が多くなっていきますが、実は意外とそのあたりが底であったりすることが多いのです。

   

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