ギブアップする投資家達

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米国株の上昇が勢いづいていますね。ナスダックやS&P500が強気相場入りとなり、FRBも利上げを一時中断するなどしており、株式に資金が流れてくるようになっています。

利上げについては、パウエル議長は「あと2回の利上げの可能性がある」と述べていましたが、市場は来月に利上げをおこなったら、それ以降は利上げをする可能性は低いと判断しているようであり、利上げ停止を見込んで株式への資金が流れてきています。

本当に利上げは終了なのかな

もしそうなら、株価へ良い効果を与えそうですね

景気後退への懸念もありますが、それよりも景気後退したとしてもハードランディングではなくソフトランディングとなり、景気への影響も大きくはなく、企業業績や株価へのダメージも大きくはないという想定が増えてきたようです。

最近は楽観的な雰囲気が市場を支配しています。

目次

私の想定が外れた際のルール

私は、今後の経済の先行きをもう少し悲観的に捉えており、景気後退が起こるけれどもインフレも思ったよりは収まらずに、経済は少し混乱するだろうと思っていました。

なので、株価もある程度は上昇するとしても、強気相場入りするほどでもないだろうし、ここまで上昇するとは思っていませんでした。

ただ、自分の想定通りに相場が進むわけでもないし、そもそも個人投資家の想定なんてあてにならないものなので、自分の想定が間違っている事も当然ながらあります。その際には自分が買いたいと思わない場面でも粛々と買いを入れていく必要があると考えています。

なので、自分の想定とは違って、株価が上昇してしまった時には買い注文を入れる基準を予め設定していました。

S&P500が最高値の4796.56から10%下落している水準である4316.90まで株価が戻してきた際には、とりあえずキャッシュの一部を使ってS&P500を買っていこうと思っていました。

安値から20%上昇した強気相場の水準が4292.43なので、強気相場になったのを確認して、過去の高値から10%程度下落した水準にまで戻ってくることがあれば、とりあえずキャッシュを入れていく予定でした。

思ったよりも上昇力が強い

最近の相場は力強く、上昇力も高かったです。思っていたよりも株価が上昇するスピードは速く、S&P500は6月8日には強気相場入りとなり、6月13日には最高値から10%下落水準も突破しました。

最高値から10%下落した水準になれば購入する予定だったのですが、14日には政策金利の発表があり、パウエル議長の発言によっては株価に大きな影響を与える可能性もある為、少し様子を見る事にしました。

FOMC後のパウエル議長の発言はタカ派的な発言であり、利上げについても「今後さらに2回利上げする可能性がある」という発言をしていましたが、株式市場はそれでも強気の姿勢を崩しておらず、結局株価が下ることなく経過していました。

流石にパウエル議長がタカ派の発言をすれば株価も下がるだろうと思っていたのですが、その場面でも下がることなく、投資家達は流れに乗り遅れまいとするかのように相場に入ってきているようです。

下落を待っていたけれども上昇力に耐え切れずギブアップした投資家達が参入してきているといた感じなのだろうね。

まあ、私もそのうちの1人だけどね(笑)

とりあえず分散しながら投下していく

基準を超えて上昇しているので、当初のルール通りにキャッシュを投下していくのだけれども、それでも過熱しているように感じられるし、上がり過ぎだと思う気持ちもあります。

なので、このタイミングで購入する際には、投資信託(eMAXIS Slim米国株)を1000万円購入する予定だったのですが、少し減らして500万円にして様子を見ながら資金を入れていく事にしました。

500万円減らしたといっても、少し様子を見ながら、上昇しても下落しても、いずれ資金を入れていく予定にしています。あくまでも、この辺りのタイミングで1000万円を投下するのですが、少し時間とタイミングをずらして2つに分けて相場に入れていく予定にしています。

まだキャッシュは豊富に残っているので、随時キリがよいタイミング(株価)になっていけば自動的に資金を入れていこうと思っています。

まとめ

保有株を売却してキャッシュを増やして安全策を取ったのは、ちょうど1年前ですね。

個別株(アマゾンやマイクロソフト)を売却したのは問題ないと思うのですが、投資信託(eMAXIS Slim米国株)を半分売却する必要はなかったですね。

「まだ下がりそうならば今のうちに売却して安値で買い戻そう」と欲張った結果が、上昇してしまって相場に乗り遅れるという事になっていますね。これはダメだね(笑)。

でも、その頃のブログにも「自分の想定とは異なり株式市場が上昇してS&P500が高値から10%下落の水準まで戻すのであればキャッシュを入れ直していく」と書いていたように、下落を想定していたけど上昇してしまった際には自分の想定とは異なっていても相場に入っていく必要があると思います。

とりあえず、上昇しても下落しても、一定の水準となっていけば、淡々とキャッシュを投下していきながら投資に厚みをもたせていく必要があると思います。

現在の相場は私の想定とは異なった展開となっていますが、まずはキャッシュを入れて、少しずつ相場に戻っていく方向で進んでいます。

  

さて、今回の内容は、YouTubeにもアップしています。動画でみると、ブログとは違う魅力などもあると思いますので、ぜひYouTubeの方も見てくださいね。

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