これから下がるテック大手に押し目買いの絶好のチャンス到来

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スペースXが無事に上場して、公募価格よりも19%も高い終値となっていましたね。日本からもIPOに参加できる案件となっていて、多くの方が抽選に参加して、スペースXを公募価格で手に入れた投資家も多かったのではないかなと思います。さて、そんなスペースXですが、今後暫くは上昇傾向が続くと思われます。

超大型案件だったけど、無事に通過したね

実は需要はまだまだ続くんですよね

スペースXは、上場してすぐに時価総額7位に入るほどの巨大企業です。その巨大さゆえに従来のルールを変更する事にもなっています。それが指数への早期採用です。ナスダック100は従来であれば、指数に採用するのに最短でも3か月は必要となり、通常は1年ぐらいは様子を見てから採用します。また浮動株の割合も最低限10%以上は必要というルールがありました。

今回のスペースXの上場にあたりナスダック100は、時価総額トップ40に入るメガIPO案件に限り、15営業日で高速採用すると発表しており、また浮動株についても10%の最低限の下限を撤廃しています(特例ルールにより、3倍に引き上げて計算するので、スペースXの浮動株は4%程度なのだが12%ぐらいあるものとして対応する)。

さて、ナスダック100という指数の採用される事が確実となっているスペースXは上場から15営業日後に指数に組み込まれます。この際に、指数に連動する投資信託やETFは必ずスペースXを購入する必要があるのです。何故ならば指数と同じ値動きをするように設定しないといけないのだから、指数がスペースXを組み込んだのであれば同じ割合だけ買付を行う必要が発生するのです。

さて、スペースXがナスダック100指数に採用されるという事で連動する投資信託やETFがスペースXを購入するのと同時に今度はテック大手企業が売りに出される事になります。なぜならば、指数というのは常に100%という割合となっていて、そこに新規でスペースXが入ってくるという事は、他の銘柄を売って全体の割合を丁度100%に保つ必要があります。例えば、スペースXを1%ぐらい指数に組み込んだのであれば、1%ほど他の銘柄を減らす必要が生じる事になります。

スペースXは時価総額で第7位に入るほどの巨大企業です。これを組み入れるという事はその規模の分だけ何かを減らさないといけないという事になります。その際に煽りを受けるのが時価総額が大きいテック大手企業となります。これらの企業は指数に組み込まれている割合が多いので、全体を調整する時に減らされる量も必然的に多くなってしまいます。

アップルやエヌビディア、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、マイクロンなどのテック大手企業はスペースXがナスダック100に組み込まれる事で自動的にQQQ(ナスダック100連動ETF)などから売却されていく事になります。ただし、全体にまんべんなく売却されていくので、特定の銘柄だけが大きく売られる事はありません。

スペースXが指数に組み込まれる上場から15営業日後は、この売却の動きによって一時的にはテック大手企業の株価を少し下げる要因となってしまいます。これらの株価の下落は該当企業の業績には全く関係のない株価の値動きであり、もしもある程度下げていくのであれば絶好の押し目買いのチャンスにもなると思います。

スペースXの指数への採用にあたって、テック大手企業は少し株価が下落する要因となるのですが、その際に他の条件などが重なって思ったよりも強く下げているようであれば、淡々と拾っていけば後々に美味しい展開になっていくのではないかなと思います。

   

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