国債を買うならもう少しだけ待ってね

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最近少し国債の人気が上がってきたようですね。個人向け国債の雑誌などでも記事なども増えてきて、「金利がある時代に突入」といった感じで特集が組まれていることもありますね。株式などとは違い、安全資産(元本割れがない・元本割れの可能性が非常に低い)の一種でもあるので、安定した運用をしたい人やポートフォリオのバランスを取りたい人には良い商品ですよね。

元本が割れないのであれば、安心だよね

金利も定期預金よりも基本的には高いよね

個人向け国債であれば、基本的には元本割れもないし、1万円から購入出来て、途中解約も1万円から出来るから気軽に購入できるよね。購入場所も証券会社だけでなく、ほとんどの銀行でも取り扱っているので、どの金融機関でも購入できます。

注意点としては、購入後から1年間は解約ができない(1年を経過すると途中解約は可能)という事と、途中解約する場合は支払い済みの直近1年間の利子分(利子は半年に1回支払われるので、2回分の利子)を返却する必要があります。なので途中解約時に2回分の利子を引かれた金額が受け取り金額になります。

途中解約した場合は、受取済みの直近1年分の利子を返却する必要があるので途中解約した場合は実質的に利回りは少し悪くなりますが、満期まで保有していればそういった途中解約のペナルティーなどはなく、元本も利子も満額受け取れるので安心です。

個人向け国債は、10年満期と5年満期、3年満期の3種類の期間があり、10年満期は変動金利5年満期と3年満期は固定金利となっています。個人向け国債は、毎月発行されるので、いつでも手軽に購入できますね。

さて、では現在の金利(利率)はどのぐらいになっているのだろうか確認してみましょう。

個人向け国債変動10年固定5年固定3年
9月発行分の利率1.95%2.24%1.96%
保有期間(満期)10年間5年間3年間

個人向け国債10年のものは、変動金利になっているので半年ごとに基準金利を確認して利率の見直しが行われます。一方で、個人向け国債の5年と3年については、固定金利となっているので購入した時点の利率が最後まで変わらずに適用されます。

最近、個人向け国債の話題が増えてきたので、安定資産として個人向け国債を購入しようと考えている人もいると思うのですが、もしも個人向け国債を購入しようと思っているのであれば、せめてあと1か月は待ってから購入してくださいね。

なぜかというと、個人向け国債の利率は、発行する時の基準金利を参考にして利率が決定されます。現在の政策金利は 1%となっているのですが、今月の17日・18日に日銀が金融政策決定会合を開催する予定となっており、その場において 0.25%の利上げが行われることが確実視されています。

つまり、1%だった政策金利が 1.25%に引きあがることになります。これにより、個人向け国債の利率を決める際に参考にされる基準金利も引きあがることになります。ちなみに、個人向け国債の利率の計算方法は以下の通りです。

10年変動(9月の利率は1.95%)」
基準金利×0.66
5年固定(9月の利率は2.24%)」
基準金利-0.05%
3年固定(9月の利率は1.96%)」
基準金利-0.03%

9月に個人向け国債の利率を決める際の基準金利は、例えば10年変動の場合は、「基準金利(2.95%)×0.66%=1.95%」という感じになっています。同様に、5年固定だと、「基準金利(2.29%)-0.05%=2.24%」、3年固定だと、「基準金利(1.99%)-0.03%=1.96%」となっています。

政策金利が 0.25%引き上げられると、この基準金利も上昇します。なので、来月の個人向け国債は政策金利が 0.25%引き上げられた状態で基準金利を参考にして利率が決められるので、9月よりも 10月の方が個人向け国債の金利水準は高くなります。

なので、個人向け国債の購入を検討しているのであれば、今(9月)に買わないで少しだけ待って、10月になってから購入した方が金利が少しでも高くなった状態で購入できるので、個人向け国債の購入を検討している方は、来月まで待っていたほうがいいと思いますよ。

   

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