規制が続く事で株価へダメージ

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DeepSeek(ディープシーク)で大きく揺れた先週の米国株式市場。DeepSeek(ディープシーク)が高度な半導体を使用しなくてもオープン AIの最新の生成 AIと同様の性能を持っていると発表されたことで AIの半導体をほぼ独占しているエヌビディアや高性能GPUを買い漁っているハイテク大手企業などが大きく下落をしていましたね。

DeepSeek(ディープシーク)は世界中を震撼させたね

センセーショナルなデビューだったけど、少しずつボロが出てきたね

DeepSeek(ディープシーク)は、独自に開発された生成 AIという事だったのだけど、どうやらオープン AIの最新型チャット GPTにデータの入力と出力を繰り返して答えを学習させて似たような性能の生成 AIを作り上げていく(この方法は蒸留と呼ばれている)事をしていたと言われており、当初のようなオリジナルの生成 AIではない可能性が高まっているようだね。

また、エヌビディアの高性能 GPUも使用していないという触れ込みだったのだけど、実際には迂回経路で高性能 GPUを手に入れて強化学習を行った可能性も指摘されており、やはり米国の最新の技術には簡単には追いつけないような感じですね。

中国に規制されている高性能な半導体が流れているという事と、中国が生成 AIの分野で米国を脅かす存在になりつつあるという事もあって、トランプ政権は半導体大手エヌビディアの中国向け販売に追加的な抑止策の導入を検討し始めたという報道が上がっていたね。

先週にブログ記事にした「DeepSeekよりも怖いトランプ大統領」という内容と同じ展開になってきたね。

エヌビディアの主力商品である高性能 GPUの「H100」や「H200」などは中国が輸入する事が出来ないように規制が掛けられています。そこでその規制に掛からないようにエヌビディアが開発したのが「H20」という「H100」の性能制限版の半導体です。

この「H20」は中国に大量に輸入されており、エヌビディアの売上にも大きく貢献しています。

トランプ政権は、この「H20」も規制対象に入れて中国が生成 AIの開発を進めていく事を阻止しようと目論んでいるようです。次期商務長官候補に指名されたハワード・ラトニック氏も、半導体規制については非常に強硬に取り組むと述べており、上院商務委員会が開いた承認公聴会の場において、中国に対して非常に強い対応を取ると語っていました。

エヌビディアのファン CEOも急遽ホワイトハウスでトランプ大統領と会談するなど、エヌビディアにとって厳しい処置が出ないように対応策(嘆願)に追われていたようですね。

中国の生成 AIがここまで話題になると、さすがに米国にとっても中国に対して何かしらの規制を掛けないわけにはいかないと思うので、エヌビディアにとっては厳しい状況が続いていきそうな感じですね。

    

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