DeepSeekより怖いトランプ大統領

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DeepSeek(ディープシーク)ショックによって大きく下落した米国株市場。半導体銘柄を中心に大きく崩れていて、エヌビディアやブロードコムなどが大幅下落となっていたね。AIサーバーを稼働するために電力が多量にいるという事で上昇していたコンステレーション・エナジーやビストラなどの電力株も20%程度の急落となっていて、半導体や AI関連銘柄はボロボロでしたね。

エヌビディアは、1日でトヨタ2社分の時価総額が消えたみたいだね

規模が大きい分だけ株価が下落した時のスケールも大きいよね

DeepSeekによって、最新の半導体を使わなくても既存(ワンランク下)の半導体を使う事でも現在ある最高レベルの生成 AIと同等のレベルの生成 AIが作れるという事で、最新の高い半導体は必要ないのではという事でエヌビディアの株価は大きく下がっていったのですが、そもそもエヌビディアの半導体自体は生成 AIを作るのに必要となります。

簡単に生成 AIを作成できるのであれば、ますます生成 AIに参入する企業も増える事になるのではないだろうか。そうなると、安価なGPU(型落ちのGPUや性能がワンランク下のGPU)を使う企業も今以上に多くなっていくので、需要自体は拡大していくのではないかな。

従来の高価なGPUは、他の企業よりも優位に立ちたい企業や最先端の機能をつぎ込みたい企業からの需要があるだろうから、今よりは需要が落ち込んだとしても一定の需要はあると思うので、短期的にはDeepSeekでエヌビディアの需要が落ち込むことがあったとしても、トータルで考えれば持ち直してくると思えるんだ。

なので、過度な心配はしていないのだけど、個人的にはDeepSeekよりもトランプ大統領の方が怖いと思うかな。

トランプ大統領は、米国が何をおいてもナンバーワンでなければいけないと思っているし、ハイテク分野や AIの分野でも米国が世界のトップであり続ける必要があると考えている人です。なので、中国が台頭してくる事なんて許せないだろうし、そうなってくると力づくで妨害してくると思うよ。

トランプ大統領は、DeepSeekについて「ここ数日、従来よりも安価な開発方法を考えた中国企業に関する話を耳にしている。それはよいことだ。なぜなら多くのお金をかけずに済むからだ」と言いながらも「DeepSeekの発表は我々への警鐘だ。勝つための競争により集中する必要がある」と中国への対抗意識を強めていたよ。

今でも中国に対しては半導体規制をしているけれども、DeepSeekのような優秀な生成 AIを中国が作れるようになってきたのであれば、「中国には半導体を一切輸出するな」みたいな極端な施策をしかねないような気がするかな。

さすがにそうなるとエヌビディアの業績へのダメージも大きいと思うんだよね。

さすがに一切の半導体を中国に輸出しないというのは極端だけど、それに近いニュアンスで規制を掛けてしまう事はあるかもしれないよね。そうなってしまうとエヌビディアも従うしかないから業績への直接的なダメージがあるのではないかな。

DeepSeekショックよりも、トランプショックの方が怖いと思うかな。

    

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