投資の神様とも呼ばれているウォーレン・バフェット氏がバークシャー・ハサウェイの会長を退きましたね。会長には息子のハワード・バフェット氏が継ぐことになり、ウォーレン・バフェット氏は名誉会長になるようです。取締役には残るようなので一定の関与はありますが、基本的には助言・相談役に留まり、基本的な経営判断はCEOを務めるアベル氏が全権を握る形になるようです。

一時代を築いたバフェット氏も一線から退く時期になったね



もうすでに 96歳なので、今まで第一線にいたのが凄いですよね
バークシャー・ハサウェイは、CEOがグレッグ・アベル氏、会長がハワード・バフェット氏、名誉会長がウォーレン・バフェット氏という形になり、経営判断全般はアベル氏、企業文化の継承はハワード氏、長老という立場での企業イメージ維持はバフェット氏という感じのようですね。
ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイへの影響力を減らしていくために、バフェット氏自身が保有する株式を 2034年までに段階的に減らしていって、保有株式を財団へと移行する形でバフェット氏の権限や影響力を徐々に少なくしていく事になっています。
投資の神様といわれて、時代を切り開いた先人が表舞台を静かに去っていくのは、やはり少し寂しいものがありますね。私が投資を始める時に一番参考にした投資家であり、「バフェットの銘柄選択術」という書籍は今もバイブルです。
今回は、そんなバフェット氏による投資の名言をまとめてみましょう。
「他人が強欲な時には恐れ、他人が恐れている時には強欲になれ」
市場が楽観一色なら慎重に行動し、皆が恐怖に陥っている時こそ投資機会を探せというバフェット氏の名言。短期的な相場の流れは予測できないとしたうえで、恐怖と強欲によって生じる価格のゆがみを利用するべきと述べていました。
「理想的な保有期間は永遠」
コカ・コーラ社に大型投資をした際に述べた言葉。優れた事業であり、優れた経営者が率いているのであれば、株価が上がったからという理由で売る必要はない(利益確定する必要はない)という考えで、本当に優れた企業の理想的な保有期間は永遠である。
「素晴らしい企業を適正価格で買う方が、普通の企業を素晴らしく安い価格で買うより良い」
素晴らしい企業はなかなか安くはならない。逆に、安いから(株価が下がっているから)という理由で普通の企業を買うぐらいであれば、多少高くても(安値になっていなくても)、素晴らしい企業を買っているほうがいい。割安株投資よりも、長期的に成長できる優良企業への投資を優先。
「自分の能力の範囲を知ることが重要」
自分が何を理解していて、何を理解していないのか、その境界を知ることが大切であり、自分が理解できない企業や業界には無理に投資をする必要はない。流行の投資方法や企業に無理に(慌てて)投資する必要はない。自分が得意な分野で投資を続けていけばいい。
「大きな失敗を避ければ、正しい判断はそれほど多く必要ない」
投資家は常に正しい選択肢を続ける必要はなく、間違いを犯したとしても大きな間違いを避ければよい。投資ではホームランを連発するよりも致命傷を避ける事の方が重要であり、そもそも投資で失敗をしない人はいない。
「金が降ってきた時には小さな器ではなくバケツを差し出せ」
滅多にない大チャンスでは、小さくではなく大胆に投資をすべきだというもの。極端に割安な投資機会(暴落など)が訪れた際には十分な資金を投入する重要性を述べていました。実際に、リーマンショックの際には、バフェット氏は巨額に資金を投下して銀行に投資(資本参加)したりしていました。
バフェット氏が常に述べていたことは、基本でもありシンプルかつ単純なものです。でも、実際に投資をしてみると、なかなかこのようには動けないことが多いものです。
私自身、バフェット氏のように常に理想的に投資行動することはできていませんが、バフェット氏が述べていた言葉は心に常に留めておきながら、これからも荒波のような株式市場を乗り切っていきたいと思います。


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