昨日(16日)に日銀が1%への利上げを決定しましたね。日本の金利が1%になってたのは31年前の1995年なので、リーマンショックよりも、更にはITバブル崩壊よりも前の時代の頃になるんですよね。改めて日本は低金利の時代が長かったんだなと感じますね。

デフレ時代だったから何でも安かったよね



住宅ローン金利も低かったから有難かったよね
日銀が1%に利上げを行ったにも関わらず、ドル円相場はほとんど動いておらず、1ドル=160円台をウロウロとしています。経済的な教科書通りであれば、日米の金利差が縮まれば円高に振れるというのが一般的な回答なのですが、日銀が利上げをしても、ドル円相場は「我関せず」といった感じで全然動いていません。
何故ならば、今回の利上げに関しては特にサプライズ感がなく、そもそも事前に織り込み済み(1%に引き上げるのは既定路線)なので、利上げが発表される数週間以上も前から利上げを前提として為替相場が動いていた事になります。
そして、利上げを行ったと言えども、まだ日米の金利差が大きいという事もあります。日本の金利が 1%に引き上げられても、米国の金利は 3.5%~3.75%ほどあるので、以前として日米の金利差は、2.5%~2.75%ぐらいの開きがあります。
この状態であれば、海外の投資家からすると「円を借りてドルで運用した方が利回りが高い」というキャリートレードが残っている状態となっているので、まだまだ円高には触れにくい局面となっています。
そして、イラン情勢の鎮静化も円安を維持する要因にもなっています。現時点では、米国とイランの戦闘が終結しそうな状況でホルムズ海峡が解放されそうな感じなのですが、そうなると当然ながら原油安になっていきます(現状でも少し原油安に動いている)。原油価格が下がっていくと、インフレも抑えられていくので、日銀が積極的に利上げをする要因の1つが薄れていく事になります。
一方で、米国はというと経済が意外と好調であり、米国経済のファンダメンタルズが底堅い事からFRBが利上げを行っていくのではという想定が高まってきています。年内に1回ほどの利上げをする確率が45%程度となっていて、半数ぐらいの割合になってきて、米国が利上げをすれば、ますます日米の金利差が開いていく事になるため、今後も円安に振れやすい環境となっているようです。
まあ、私を含めて米国株などに投資している方々にとっては円安傾向の方が投資資産を円換算した際には増える事になるので、現状の水準でキープしてくれると有難いですよね。


コメント