年末年始は好調を維持するが来年への懸念が持ち上がる。

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いよいよ今年も残すところあと僅かですね。年末年始が近づいてきて、気持ちもお正月モードに入っていきそうですね。相場もファンドのお化粧直しの買いが入っている感じで上昇していますね。

今年は上昇した1年だったね

相場の居続ける事の大切さを改めて感じましたね

基本的には、年末年始は好調な相場の時が多く、上昇しやすい時期です。サンタクロースラリーと呼ばれているこの時期(12月22日~1月3日)は投資家にとっても有難い時期であり、1年の締めくくりを良い感じで終わってくれる事が多いです。

上昇していきそうな感じがしている年末年始ですが、その後の来年の展開には少し不安が出てきています。

マスターカードの消費調査部門である「マスターカード・スペンディングパルス」による今年の年末商戦の初期データによると、今年の年末商戦では小売売上高の増加が去年に比べてかなり鈍いペースになっているようです。

この調査はマスターカードのネットワーク決済データなどを使用しており、11月1日から12月24日までの小売売上高は前年比で3.1%の増加となっていますが、去年のホリデーシーズンの年末商戦では7.6%の増加だった事を考えれば、今年の出足は鈍いと言えます。

高い政策金利にも関わらず、依然として底堅い米国経済にとって、ホリデーシーズンの年末商戦での小売売上高は今後の経済をうらなう重要なバロメーターだと言われており、その小売売上高の伸び率が低調だった事は、消費者の購買意欲が弱まっている事を示唆している可能性があるようです。

FRBによる高金利政策は、消費者の借り入れコストを上昇させており、それが来年の支出を圧迫し続けると想定されています。

ブルームバーグによる来年の世界経済についての予測でも、金融危機とコロナ禍を除いて20001年以来の低成長に留まるとしており、経済のソフトランディングが達成できたとしても、景気の低迷は避けられず、米国経済や消費力は低迷するとしています。

来年は、利下げを実施する事が予測されています。市場では早期の利下げを想定していますが、FRBはインフレの再燃を恐れて利下げを行う時期を遅らせる可能性があり、FRBの判断が遅いとなると、高金利による経済へのダメージが伸びる事で、想定以上の景気圧迫へと繋がる懸念も指摘されています。

今年が予想外の好調だった分、楽観的な現在の雰囲気は、もしかしたら来年には逆の感じになっているのかもしれませんね。

    

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