チャットGPTの流行から急に認知度が上がってきた AI技術。株式市場の AIブームに沸いており、AIに関連する銘柄はグングンと上昇していくプチバブル状態となっています。特に今後のAIを主導していくと考えられているエヌビディアを中心とした半導体関連銘柄は上昇が止まらない感じとなっていますね。
AIブームはまだまだ続くのかな
まだ普及の初期なので、まだまだ期待できるという想定も多いよね
チャットGPTに代表されるような生成AIが普及を始めた事で、AIは更なる発展をとげていき、従来のAIが予め決められた行為・行動を自動的に行っていくのに対して、生成AIは深層学習(ディープラーニング)によってAI自らが学習をしていって新しいオリジナルコンテンツを作れるようになっていきました。
今までは人間が行っていた単純作業を機械やコンピューターが代用する様になっていったのですが、今後はコンピューターでは難しいと言われていたクリエイティブな作業でも AIを活用する事で出来るようになっていきます。
ますます人間が出来る事が奪われていく(代用されていく)事になっていきますね。
人間がしていたクリエイティブな仕事を AIが代用していくという事は、それだけ AIへの需要が多くなっていくという事でもあります。今までコンピューターや機械では出来なかったクリエイティブな仕事は無数にあり、それが少しずつでも AIによって代用されていくのであれば、莫大な市場が誕生していきます。
そこで活躍できる企業や、その最前線に立っている企業等は、一躍大きな利益を掴み取るチャンスとなるでしょう。まさに現代の産業革命とも言えるのが、AIブームなのかもしれませんね。
AIは、すでに人型ロボットにも組み込まれていっており、従来のようなロボットらしいカクカクした動きではなく、ロボット自体の動きもスムーズになってきました。
有名な人型ロボットを開発している有名な企業としてはテスラがありますよね。テスラはオプティマスという人型ロボットを開発しており、滑らかな動きをしています。
テスラ社のOptimus(オプティマス)
テスラのような大企業だけでなく、スタートアップ企業も巨大テック企業などから資金を集めて人型ロボットを開発しており、フィギアAIという企業はアマゾン創業者のベゾス氏やエヌビディアから出資を受けて、急ピッチで開発を進めています。
フィギアAIの資金調達ラウンドでは、ベゾス氏は1億ドルを出資しており、マイクロソフトも9500万ドルを出資、エヌビディアは5000万ドルを出資しており、大手テック企業を中心に巨額の資金が流れ込んでいます。
チャットGPTで一躍話題となったオープンAIは、過去にフィギアAIの買収を検討していた事もあり、現在は500万ドルを出資しています。
各社が次なるAI技術に向けて、続々と覇権を狙っているようです。
フィギアAI社の人型ロボットの動画
AIは、今までの機械化やコンピューター化とは違った新しい産業や市場を生み出していきます。そして、人間が行っていた作業や仕事の多くをAIが担当していくようになる AI化へのスタートは、今始まったばかりです。
ここから多くの市場が開拓されていき、そしてそれに関連する企業などは未知なるフロンティアで覇権をとる事で、今までとは違った利益を叩き出す事が出来ます。
その一端を担っているのがエヌビディアでもあり、そしてマイクロソフトやグーグル、アマゾンなどに代表される米国テック企業大手になっていくのだと思います。
これから始まっていく AI化は、新たな次なるエヌビディアやアマゾンなどを誕生させていく事になるのですが、その新たな企業をピンポイントで探し当てるのは非常に困難です。しかしながら、とりあえずマグニフィセントセブンに代表されるような大手テック企業に投資をしておけば、今後のAI社会への恩恵を充分に受ける事が出来ると思います。
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