今月も米国株市場の上昇は続くことが出来るのか。

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今年は絶好調だった米国株市場は、8月・9月・10月と3か月連続で下落するなど息切れしていた時期もあったのですが、先月の11月は再び勢いを取り戻して上昇しており、ダウ平均などは今年の最高値を更新していました。

この調子で進んで欲しいよね

今月も上昇して、年初来高値を更新した状態で終わって欲しいね

12月に入ってから、先月からの勢いは続いており、米国株市場は5週間連続の上昇と右肩上がりの相場が続いています。特に、12月はサンタクロースラリーなどもあるので、上昇への期待感は高まっていますね。

米国株市場が上昇している要因の1つに、長期金利の低下があります。長期金利の指標となっている米国10年債利回りは下落が続いており、特に先週は1週間で3.8%も下落するなど弱まっています。長期金利が低下していく事で、相対的に株式の割高感が薄れていき、特にハイテク銘柄を中心に資金が流入するようになっています。

市場は、政策金利の上昇はもう終わって、利上げは終了したという認識をしているのですが、若干利上げへの警戒感は残っていました。ところが、先週にFRB理事の中ではタカ派で知られているウォラー理事が「インフレの鎮静化が続く場合は利下げが可能となる」と利下げについて言及した事が、利上げへの警戒感を薄めさせることとなり、長期金利の低下へと繋がっていきました。

また、先週発表されていた経済指標も景気の減速を示す兆候が表れており、景気減速による来年の利下げへの期待を高めていきました。失業保険申請件数は先月よりも増加しており雇用の勢いは弱まりつつあり、コア個人消費支出価格指数も前月よりも伸び率が低下しており、ISM製造業景気指数は2000年の ITバブル崩壊以来の13か月連続の減少となっていました。

長期金利が低下していく事で、株式市場は逆に上昇をしていく事になるので、今の展開は株式市場にとって追い風となっています。経済指標などに特に強い兆候が表れない限りは、FRB理事も利上げへの言及を発言する事が減っていき、利下げについての発言が増えていくようになる事から、今月も相場の堅調さは続いていきそうですね。

今週の金曜日には、失業率や平均時給、非農業部門雇用者数などの雇用統計の発表があるので、そこでどのような結果が出るのかが今後の展開に大きな影響を与えるので、今週の金曜日の雇用統計に注目したいと思います。

好調な相場が続いていき、今年の年末には皆さんと共に投資資産が増えているといいですよね。

   

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