色々な事業に手を出しては失敗を繰り返してきたアマゾン。かつては自社ブランドのスマホを開発して提供していたのですが、販売は低迷して撤退しています。色々試してみて、その中で何か1つでも強い事業へと育てば御の字だという感じで新しい事業に手を出す事に拒否感がない企業です。そんなアマゾンの中で収益化に苦戦して失敗作だと言われている最新作(最近の事業)に、アレクサ(Alexa)があります。

一時コマーシャルでよく見たけど、最近はあまり見かけないね



我が家にもアレクサあるよ。キッチンにあると便利だよ
スマートスピーカーと呼ばれるもので、アマゾンが出しているアレクサ(Alexa)だけでなく、グーグル(Nest)やアップル(HomePod)などからも販売されています。これらのスマートスピーカーは音楽や天気予報、タイマー機能などが主な機能となっていて、ほとんどの家庭に普及しているという感じではなく、好きな人は持っているといった感じになっています。
「スマートスピーカーのブランド別シェア率」
| スマートスピーカー | アマゾン(Alexa) | グーグル(Nest) | アップル(HomePod) |
|---|---|---|---|
| シェア率 | 34% | 28% | 16% |
ただ、今後AIエージェントが普及していくにつれて、家庭内にあるスマートスピーカーは常時会話型AIのインフラとして機能する可能性が高く、今までのように音楽、天気、タイマー機能だけでなく、AI秘書(執事)、スケジュール管理、家庭教師、ショッピング代行、旅行手配、家電制御などなど、あらゆることを音声で一元管理するアイテムとして機能していく事になります。
こうなってくると、1家に1台、さらに進むと1人(1部屋)に1台という感じでスマートスピーカーが常駐されていき、様々なサービスを頼む事ができる受け皿として機能していく感じになっていきます。個人の生活にスマホが必需品となっているように、家(家庭)の必需品としてスマートスピーカーが設置されていく社会になっていく可能性が高いです。
日本ではスマートスピーカーの普及率は非常に低くて10%程度しかないのですが、米国での普及率は40%~50%となっていて2世帯あれば1世帯はスマートスピーカーを保有している感じになっています。イギリスの場合は更に普及率が高くて60%ぐらいあるようです。すでに数億台以上が設置されており、米国や英国では意外とスマートスピーカーが家庭にある感じなんですよね。
すでに家庭にスマートスピーカーがあれば、そこにAIエージェントを導入していくのは自然な流れであり、外ではスマホ、家の中ではスマートスピーカーがAIエージェントのインフラ端末として機能していく感じになっていくと想定されています。
現在のスマートスピーカーは全然利益を産まないお荷物製品です。しかしながら、各家庭に設置されている事で、今後はこれがAIエージェントとして機能していく事でスマートスピーカーの価値が大きく向上していき、収益を生み出す端末として機能していきます。
お荷物だと思われていた伏兵は意外な潜在能力を持っていたようです。そして、それを見越してテック大手各社は普及に努めていたのでしょうね。


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