今年の相場の波乱要素

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今年の相場は上昇するという想定を掲げるアナリストが多数派であり、今年は順調に上昇すると予測されています。多くの投資家達も、ジリジリと上昇していくという想定をしており、楽観的な雰囲気が市場を支配しつつある状態となっています。

去年の年初と比較すると、今年は楽観的な感じだね

ただ、波乱要素も当然ながらあるので、過度な楽観は注意が必要かもね

米国経済が力強さを維持し続けて、景気が後退したとしてもソフトランディングとなり、順調に不景気を乗り切れば相場の上昇も続いていきそうですが、波乱要素などによっては想定とは違って下落相場になっていくという展開もあり得るので、あまり楽観的になり過ぎないように注意は必要かもしれませんね。

今年の波乱要素の1つにあげられているのが大統領選挙の行方です。従来の大統領選挙とは少し違って、波乱要素があるため、予想外の展開になる事もあるかもしれませんね。

アメリカの民主党の大統領候補は現職のバイデン大統領となるのですが、対抗となる共和党の大統領候補はトランプ氏になる可能性が非常に高くなっています。現職のバイデン氏と元大統領のトランプ氏の一騎打ちとなった場合、トランプ氏が当選する可能性も充分にあります。

個性的で我が強いトランプ氏が大統領となった場合は、独自の政策を推し進めていく可能性が非常に強く、米国重視の政策は短期的には米国経済にとって良い影響を与えますが、長期的には世界経済のバランスを崩す可能性があります。

世界的にも、ロシアとウクライナの問題やイスラエルとハマスの問題などの難しい問題を抱えており、トランプ氏が大統領に就任すると「ウクライナでの戦争を終結させて、ロシアとの対立に終止符を打つ」と発言している事から、欧州との軋轢を強める懸念があり、国際的な安定を揺さぶる可能性があります。

そもそも民主主義を根底から覆すような出来事であった米国議会襲撃事件を後押しした事で起訴されているトランプ氏が大統領に復帰できる事にも問題があり、大統領に復帰してトランプ氏が自分自身に恩赦を与えて罪を逃れる事があれば、国民の分断を更に進める可能性があります。

トランプ氏が当選する事で、政治的・経済的な不安定要素が持ち上がってくる事から、大統領選挙が近づくにつれて相場が崩れていく可能性が指摘されています。

基本的には、大統領選挙の年において相場の動き的には、1月~2月は下落する可能性が高く9月~10月も下落する可能性が高くなっています。

過去20年間の大統領選挙の時の1月の相場は1.7%下落、2月の相場は1.5%下落となっており、大統領選挙の11月の直前となる9月は2.5%の下落、10月も3.8%の下落となっています。

トランプ氏の人気は高く、共和党の大統領候補となる確率は非常に高いため、大統領選挙が近づくにつれて株式市場は不安定な動きになるかもしれません。

ひとまず、1月~2月と9月~10月は相場が下落していく可能性を考慮しつつ、相場が必要以上に大きく崩れていくようであればキャッシュを投下しながら下がっていく株式を拾っていこうかなと思っています。

   

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