急落時に逃げる必要性

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保有株が急落した時に、皆さんはどのような対応を取りますか?

ホールド一辺倒の人もいるだろうし、とりあえず損切りする人もいるだろうし、ケース・バイ・ケースで動く人もいるだろうし、急落時の対応は人それぞれですよね。

僕は、ホールド派かな

私は、一応逃げる準備をする感じかな

どの対応が正解なのかは、その時々によって異なるので、全ての状況において正解をとる事は難しいと思いますが、私はケース・バイ・ケースで対応することを基本としながらも、逃げる準備はしています。

保有金額や保有量、投資先によってどのような選択肢を取るのかは変わってくると思います。

インデックス投資の場合は、特に逃げる必要もなく、動く必要がないと思います。しかしながら、個別株の場合は逃げる選択肢を準備しておいた方がいいと思います。特にグロース株に投資している場合は「逃げる」という選択肢は常に頭に入れておくべきです。

今回は、急落時に逃げる必要性という内容のお話です。

目次

相場は右肩上がりに騙されてはいけない

よくいわれているのが「株式市場は長期的にみれば右肩上がりだから暴落しても売らずにホールドしておけばいい」というものです。

これは正しいとも間違っているともいえると思います。

S&P500などのインデックス投資などは長期的に右肩上がりになるだろうから、インデックス投資の場合は下がっていてもホールドしていれば問題ないと思います。50年間ぐらいのS&P500の長期チャートをみても、大きな経済ショックの際に暴落する事があっても長期的には右肩上がりのチャートになっています。

S&P500の50年間チャート

しかしながら、浮き沈みが激しい個別株の場合は、暴落した後に戻ってくる銘柄もあれば、暴落したまま奈落の底に沈んで溺れてしまう銘柄もあります。

なので、「相場は右肩上がり」という言葉は、インデックス投資には当てはまるのですが、個別株に当てはめてはいけません。いずれは右肩上がりになるだろうと思ってホールドしていても一生報われない銘柄もあるので注意が必要です。

特に人気があり話題になっていた銘柄には注意

個別株の中でも、注意が必要な銘柄は急に人気になっていたり、話題になって注目を集めていた企業です。

そういった銘柄は将来性を高く期待されたものが多いのですが、新しい技術であったり、これからの普及が期待されている企業であったりします。そして、そういった企業はまだ成長の初期段階で利益も取れていない企業が多かったりします。

そういった企業に投資をしている場合は、のんきに「相場は右肩上がりだから」とホールドを貫いていると非常に痛い目にあう事があります。

少し前に話題になった銘柄などを例に挙げてみると、中国 IT企業の成長性に期待されて盛り上がっていたCWEB(2倍レバレッジ中国IT企業ETF)、空飛ぶクルマとして期待されたドローン企業のイーハン・ホールディングス(EH、中国ドローン企業)、コロナ禍で一躍大注目のビデオ会議を提供していたズーム(ZM、ビデオ会議)、健康志向を背景に躍進すると言われたビヨンド・ミート(BYND、代替肉)がありますよね。

それぞれの企業のチャートを見ながら株価を確認してみましょう。

CWEB(2倍レバレッジ中国 IT企業) 株価97%下落

EH(イーハン・ホールディングス:ドローン企業) 株価87%下落

ZM(ズーム:ビデオ会議) 株価87%下落

BYND(ビヨンド・ミート:代替肉) 株価95%下落

どの銘柄も、87%~96%ほどの大暴落をしていますね。そして、困った事に大暴落した後に株価が戻ってくれる雰囲気が全くない事です。このまま奈落の底に沈んだままであれば、もうどうしようもないですよね。

仮に、100万円を投資していたら、その資金は4万円~13万円にまで激減しているという事になります。

もう立ち上がる事さえ不可能なぐらいに叩きのめされてしまう事になります。

個別株に投資をすると言う事は、こういった危険性があるという事をしっかりと意識しておく必要があります。

逃げる必要性

毎回、多くの銘柄がこのような大暴落をすると言うわけではないですが、株価が半分ぐらいになるような銘柄はチラホラと見かけます。そして、株価が戻ってきてくれるような銘柄であれば問題ないのですが、一定数の銘柄は暴落したままで株価が戻ってこないケースがあります。

これらをピンポイントに見抜くことは難しいと思います。それであれば、ある程度まで下落した際には諦めて一旦は逃げる(損切りする)と言う事も選択肢に入れておくべきです。

「逃げたけど、結局株価が戻ってきたから逃げなければ良かった」と思う事があるかもしれません。

しかしながら、それは結果論に過ぎず、逃げずにいて奈落の底に株価が落ちていくまで付き合って、損失まみれで立ちなおす事が出来ずに一発退場になる事の方が危険です。

未来を見通せればいいのですが、そんな特殊な能力はないので、とりあえず安全策を取っておくほうが無難だと思います。

  

さて、今回の内容は、YouTubeにもアップしています。動画でみると、ブログとは違う魅力などもあると思いますので、ぜひYouTubeの方も見てくださいね。

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