テンセントの軍事企業リスト入り

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中国を代表する巨大企業テンセント。世界最大のゲーム企業として知られているだけではなく、中国におけるクラウド企業としても業界大手に君臨していて、アリババと並んで中国 IT業界の雄として君臨している企業です。時価総額においても中国では第1位、世界でみても第16位となっている超巨大企業ですよね。

ゲーム企業の多くに出資等でテンセントが絡んでいるよね

一般的には知名度が低い企業だけど、トヨタよりも大きい企業だよね

そんな中国を代表する巨大企業であるテンセントですが、基本的な業績の主力はゲーム事業であり、最近はフィンテック事業やクラウド事業などが大きく育ってきている企業です。

そのテンセントが米国防総省から軍事企業リストに指名されてしまったようです。

中国人民解放軍に協力していると見なされた企業は、軍事企業リスト入りとなり、このリストに名を連ねたとしても特に制裁処置などはないのですが、多くの米国企業はリスト入りした企業との取引を控える傾向にあります。

米国が警戒しているのは、中国が「軍民融合戦略」を取っており、人民解放軍(中国の軍隊)の現代化を目標として民間企業や大学などが開発した先端技術や専門知識を人民解放軍が習得していく事を支援しており、そういった懸念がある企業をリストアップしています。

テンセントの最新技術などが軍事転用される恐れがあるという事のようですね。

この影響を受けて、1月7日から株価は大きく下落をしており、香港市場において400香港ドル台を保っていた株価が最近では 10%ほどの下落をしているようですね。

ゲーム事業やSNS事業などが主力とされているテンセントが軍事企業リスト入りとなると少し違和感がある気もするのですが、中国を代表するハイテク企業の1つですし、確かに最先端の技術を多く持っているので米国から目をつけられてもおかしくはないですね。

一方で、米国では米通商代表部(USTR)が商標の偽造や著作権の侵害の恐れのあるサービスなどを調査し、悪質な市場に関する報告書(悪質企業リスト)を公表しているのだけど、数日前に米通商代表部(USTR)が公表した悪質企業リストには、従来記載されていたテンセントの名前が削除されていたので、株式市場ではこれを好感して少し株価も盛り返していたね。

米中の覇権争いが今後も激しくなっていきそうなので、中国や米国のハイテク企業などはその影響を受ける事が今後もありそうだね。

    

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