いよいよ東京メトロ(東京地下鉄)のIPOが始まるね。上場日は、10月23日(水)。株クラの皆さんも、多くの方々がIPOの抽選に参加したのではないかな。SNS上でも当選・落選の報告が相次いで、お祭り騒ぎのようになっていたね。
私は当たったよ
いいな~。私は、妻もろとも全滅だったよ
私も、東京メトロのIPOは久しぶりに参加してみたのだけど、見事に散ってしまいました。
楽天証券で参加してみたのだけど、私が4900株を申し込んで、妻は3500株を申し込んでいたんだな。楽天証券は当選発表が遅い証券会社なので、他の証券会社では当選発表が済んでいたので、「当選した」という報告がSNS上ではあがっていて、中には複数の証券会社で当選している人もいたので、100株(最低売買単位)ぐらいは当たるかなと思っていたんだな。
私が4900株だから最低売買単位の100株からしたら49口分、妻が35口分を申し込んでいるので、家族で84口分を申し込んでいたから、それぞれ1口分(100株)ぐらいは当たるだろうと軽く考えていたら、全滅だったんだな。
楽天証券における最終的な倍率は88倍だったらしいので、私達の申込口数からすると1口ぐらいは当たっても良かったんだけど、運がなかったね。
やっぱり、こういったIPOは対面で担当者がつく大手証券会社の方がいいよね。
そういえば、昔に大手証券会社に口座を開いていたことがあったんだ。なぜ大手証券会社に口座を開いたのかと言うと、中国株のIPOが欲しかったんだ。
当時(2006年)は、中国の4大銀行(中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国農業銀行)の改革が行われていて、それまでは国有企業として国が支配していた株式を市場に公開する事になったんだ。そして、4大銀行の中では中国銀行が一番最初にIPOする事になったんだ。
日本の銀行で例えると、中国工商銀行(三菱UFJ銀行)、中国銀行(三井住友銀行)、中国建設銀行(みずほ銀行)、中国農業銀行(ゆうちょ銀行)みたいなイメージをすると分かりやすいかな。
中国の巨大銀行がIPOするという事で、中国だけでなく世界中でIPOが執り行われ、グローバルオファリング(国内だけでなく、海外市場でも同時に募集・売り出しを行う事)になったんだ。
なので、日本の大手証券会社がグローバルオファリングに参加しており、日本の大手証券会社で中国銀行のIPOが申し込めたんだな。
その当時、中国株に投資をしていたのでグローバルオファリングをしている大手証券会社に口座を開設して、中国銀行のIPOを申し込んでみたんだ。
2万株(約100万円分)を申し込んでみたら、なんと全株割り当ててもらえるという太っ腹対応だったんだな。まあ、その当時はまだ中国株なんて怪しさ満開で、中国株のIPOなんかに申し込む人も少なかったのかもしれないね。
その後も、中国株(中国の銀行)のグローバルオファリングは続いていき、4大銀行ほど大きい銀行ではないが、4大銀行に次ぐ位置にある大手銀行である招商銀行もIPOを行い、それも応募してみたんだ。招商銀行の時は、1万株(約100万円)を申し込んで2000株(約25万円)の割り当てだったな。
そして、最後に中国最大の銀行である中国工商銀行のIPOが行われて、それにも応募してみたけど、今までの中国の銀行のIPOが上手く行ったことで人気が出たみたいで、中国工商銀行のIPOに関しては応募したけど割り当ては貰えなかったんだな。
で、対面取引の大手証券会社だから時々外国債券とか投資信託とかの営業のお電話が掛かってくるんだよね。手数料も高いし、欲しい商品でもないので、大抵はお断りしていたんだけど、たまにはお付き合いしないといけないかなと思って、何か売買する事もあったんだな。
その当時の私は、資金力も今ほど多くはなく、大手証券会社からするとゴミ屑レベルの顧客だったと思うので、担当も新人さんみたいな若いお姉ちゃんだったんだよ。そんなお姉ちゃんが、「よしぞうさん、こんな商品いかがですか~♪」と可愛く誘うものだから、フラフラと買ってしまう事があったんだよね。
いつも時代もおっさんは若いお姉ちゃんに弱いよね
すぐにカモにされるタイプです
まるで、キャバ嬢に貢ぐおっさんみたいだったから、キャバクラ証券と自分では呼んでいたんだな。
中国株に投資をしていたから中国株のIPOに興味があったんだけど、その後は中国株のIPOもなくなっていき(グローバルオファリングを日本ではやらなくなったのかな)、キャバクラ証券とも徐々に疎遠になっていったんだ。
今ではもうキャバクラ証券も口座を解約してしまったけど、日本株のIPOを申し込んだりするのであれば、やはり大手証券会社の方がいいみたいだね。
ただし、IPOが欲しければ、やはり日頃のお付き合いなどが多少は必要になると思うので、そういったのが面倒だと感じてしまうんだな。投資信託を入れておくだけでいいのであれば、大手証券会社に移管してもいいかなと思うのだけど、その程度だとIPOを優遇してくれるほどではないと思うので、現状の楽天証券のままで取引をしていそうだな。
IPOが欲しいのであれば、コツコツと担当者さんと関係を築き上げていく必要があるのかもしれないね。
コメント
コメント一覧 (4件)
そうですよね〜。私は日本郵政とかのIPO申し込みが、口座を開いたらご祝儀でと言われて申し込んだことがあります。
大手証券はそういうとこがいいんでしょうねえ。
ネットは今まで遠慮してたんですが手数料安いのはやっぱり良いですよね。
こんにちは、森の子さん。
郵政のIPOも話題になっていましたね。大手証券であれば一定のお付き合いや新規口座開設であれば、ある程度の割り当てはしてくれそうですよね。
大手証券はパワーを持っている点は流石ですよね。
ネット証券は、そういったものはない代わりに、煩わしさが無い点がいいのかなと思っています。
営業とかが苦手な方なので(ついつい気を使ってしまう)、ネット証券の方が性に合っているのかなと思っています。
昔、私も野村證券で中国建設銀行と中国工商銀行のIPOを当選して、大和証券で中国銀行のIPOに当選したことがあります。
懐かしい思い出です。
IPOは、2000年~2007年ぐらいまで日本株のIPOをたくさん(15社以上)の証券会社に口座を作って片っ端から申し込んでいました。
その結果、年間約10銘柄~15銘柄のIPOに当選をしていました。(数打てば当たるであろう作戦です)
よしぞうさんが知っていると考えられる銘柄ですと、「ぐるなび」・「MIXI」・「東京スター銀行」等です。
いつも初値で売りましたが、購入金額の2倍以上になったことも普通にあり、結構、儲かりました。
ただ、今では面倒なのでIPOにはめったに申し込みません。
なお、今回の東京メトロのIPOに私もSBI証券、楽天証券、内藤証券の3つの証券会社で申し込みましたが、見事に落選しました。
東京メトロは今日上場日だったので、私は日本株にも投資しているので取引時間中に購入しました。
本当にIPOに当選するのであれば、多く(15社以上)の証券会社に口座を作って、片っ端しから申し込むのが私の経験上一番だと思います。
人気があるIPOは、申し込み証券会社が少ないと、なかなか当選しないですね。
こんにちは、せいさん。
私も大和さんで中国銀行を配分してもらいました。あの当時は、中国株のIPOをやってましたね。
日本株のIPOも少し興味があるのですが、多数の証券会社に申し込むのが面倒なのであまりやっていないのですが、年間10銘柄~15銘柄もあたるのであれば、手間暇をかけた甲斐があるなと思います。
ただ、私は面倒くさがりなので10社以上の証券会社に口座を開いて手続するのが億劫に感じてしまいそうです。それでもIPOを割り当てて貰えれば、苦労も吹き飛びそうですけどね。
今回のように、ちょっと話題になっていると申し込んでみたりするのですが、まあ当たらないですよね(笑)。
東京メトロは、結構人気がありましたね。初値も高かったし、その後も上昇していましたね。