投資の成功を高める方法

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投資に成功する方法はあるのだろうか?100%投資に成功する方法などは無いだろう。しかしながら、投資に成功する可能性を高める方法はいくつかある。どの方法を選ぶのかは投資家個人の性格などに左右されるのだろうと思う。

どうせなら100%成功する投資方法が知りたいな

投資で100%成功するなら、それは詐欺だよね

ちまたに氾濫している「誰でも確実に成功できる投資」「簡単に稼げる投資」などは詐欺だと思って近づかない方が賢明だろう。

でも、投資の成功を高める方法はいくつかあると思う。

今回は、私が好きな投資の成功を高める方法の1つをお伝えしていこうと思います。

目次

投資の成功を高める

投資を成功させるためにはどうしたらいいのか?

確実に投資に成功する方法はないが、投資の成功を高める方法はいくつかある。

その中で、私が一番好きなやり方は、成長する産業・成長する国に投資をすると言う事だ。

もちろん、確実に儲かるという事はなく、想定が外れたり・思うように成長をしなかったり・期待値が高過ぎたりすると上手くいかないこともある。

ただ、基本的には成長していくという事が間違っていなければ高確率で上手くいくケースの方が多い。

そして、これはそんなに難しい事を考えなくても、誰でも比較的容易に出来るという点も個人的には有難い。

例えば、「これからはインドが成長していきそうだ」「電気自動車はこれから本格的に普及していく」「クラウドは企業にとって当たり前のインフラとなる」など、あまり難しい経済知識がなくても、何となくこうなるかなと思う程度で考え付く事柄でも充分なのだ。

そして、ここから少し調べてみて、多少のデータなどを確認した上で問題なさそうであれば、実際に投資をしてみたらいいのだと思う。

これの上級者版になってくると、ニュースや時代の流れなどを見ながら、最近流行っている物をいち早く嗅ぎ付けて、サッと投資をして、ブームになるとサッと売り抜けるという事が出来るみたいである。私はそういった事は出来ないが上手くなってくるとこういった事も視野にいれていけばいいのではないだろうか。

私の場合は・・・

私の場合は、単純に成長しそうな国や成長しそうな業界に投資をするという方法を続けてきただけだ。

投資初期の頃は、中国という国に賭けてみた。中国がまだ全然発展していない頃に、「これだけの人口あって、様々なものが未発達であれば順調に伸びていくだろう」という単純な発想だけだった。ただし、自分で中国に旅行にいって現地の様子を確認してみたりと、分からないなりに自分で調べて、納得して投資できるような行動はしてみた。その後、中国の株は大きく伸びて、私の投資資産も大きく拡大していった。

次に目を付けたのは、米国のIT企業だ。中国の成長性が少し鈍化し始めた2016年頃から中国株から米国株へと投資先を移行し始めた。アマゾンやエヌビディアなどのこれからのIT企業を支えていく企業に投資をしていけば安定して成長してくれると考えていた。

クラウドなどは順調に伸びていくと思っていたし、GPUなどもクラウドなどのデータセンターが増えていけばそれに伴って販売量も増加すると考えた。これも、それほど難しい事を考えたりする必要はなく、誰でも思いつけるような内容だった。

あの頃に投資したアマゾンなどが私の資産を更に増やしてくれた。エヌビディアにも投資をしていたが、こっちは流石に浮き沈みが激しく(ボラティリティが高い)、振り回されて結局はプラスマイナスゼロぐらいで手放してしまった。これは今考えると、ちょっと勿体なかったかなと思っている。エヌビディアは今では爆発的に伸びているからね。でも、こういった投資には失敗も付き物だと思っている。全てが上手くいくほど甘くはないと思う。

成長する産業・国の問題点

こういった成長する産業や成長する国に投資をすると、長期的な視野でみれば比較的順調に伸びてくれるのだが、問題点も当然ながらあります。

それは、先ほども少し述べたように浮き沈みが激しい(ボラティリティが高い)と言う事です。大きく上昇したり、大きく下落したりを繰り返しながら次第に伸びていくといった感じなので、短期的にみると投資のタイミングによっては結構なダメージを食らう事があるのです。

なので、一気に資金を投下するなどの事をせずに、何度かに分けて資産を投下する必要があるという事です。アマゾンやエヌビディア、テスラなどのハイテク銘柄に投資をするのであれば、長期的にみれば上昇するとしても相場の状況によっては短期的には大きく下落する可能性も充分にあるので、焦らずに時間とタイミングをずらしながら複数回に分けて資金を入れる必要があります。

上昇しているのをみると、いち早く投資をしないといけないと思ってしまいがちなのですが、長期的にみれば10%上昇するのも20%上昇するのも長い目で見れば誤差の範囲内です。それよりも、一気に投資をしてしまって、その後に下落をしてダメージを食らう方が心理的に受けるダメージが大きいです。

利益を沢山取ろうと思う気持ちを優先するよりも、失敗する可能性を減らしていこうと思う気持ちを重視する方が良いと思います。

間違っていると思ったら、撤退する勇気も必要

あとは、間違っていると感じたら撤退する勇気も必要だという事です。

成長する産業に投資をする際に、未来を読み違う事が当然ながらあります。大まかな想定は合っていても、細かい想定が間違っている事も多々あります。

IT業界・AI業界が発展するという想定は間違っていなくても、投資した先が遠隔操作やオンライン会議などの業界だった場合、株価は伸びるどころか大幅下落してしまうケースがあります。

例えば、遠隔医療のテラドック(TDOC)やオンライン会議のズーム(ZM)などに投資をしてしまった場合、将来的に遠隔医療やオンライン会議が伸びる可能性はあるものの、現状ではそれほど普及しておらず、競争激化などもあり、業績の見通しはイマイチです。そして、株価は大幅下落しているので大ダメージを受ける事になってしまいます。

いつまでも「これからは発展していくはずだ」としがみついていたらボロボロに搾り取られてしまいます。

「間違っているかも」「想定が甘かったかも」と感じたのであれば、撤退する勇気も必要です。撤退や損切りをしないと、いつまでも塩漬け状態になって身動きが取れなくなることもあります。

なので、こういった銘柄に投資をする際には、次のような事に注意をする必要があります。

  • ナンピンはしない
  • 何度かに分けて投資をする
  • 利益が出てから買い増す
  • 一定の下落をすれば撤退を視野にいれる

負けた分を取り返そうと思ってナンピンをしてしまいたい気持ちになる事もあるかもしれませんが、一旦負けを認めて撤退する事も必要です。特にハイパーグロース株などは奈落の底に落ちたまま戻ってこないものもチラホラありますが、意地を張り続けることなく柔軟に対応する必要があります。

投資に失敗はつきものだという事は忘れずに、次に向けて新しく進んでいく方がいいです。

まとめ

成長する産業や成長する国に投資をするという事をすれば、長期的なスタンスであれば投資が上手くいくケースが多いです。

ただ、短期的には浮き沈みが激しく、ボラティリティが高いので、注意が必要です。

また、アマゾンなどの大型銘柄であれば長期的なスタンスで見れば大きな誤差はないと感じますが、ハイパーグロース株とよばれるような小型株に投資をする場合は、更に浮き沈みが激しくなり暴れ馬のような激しい動きをするので乗りこなすのが大変です。

なので、リターンに目を奪われたような投資をするのではなく、それなりのリターンで充分だという意識を持つ事も必要です。

成長する産業や成長する国に投資をする際には、小さなくくりではなく大きなくくりで見た方が上手く行きやすいと思います。

具体的な例でいうと、ITやAIが伸びると判断するのであればIT業界やAI業界の根幹(インフラ)となっているクラウド業界に投資をするとよいと思いますし、クラウド業界に投資をするのであれば、その中でも業界トップクラスであるマイクロソフトやアマゾンに投資をしていれば安定感が高まると思います。

また、成長する国に投資をするのであれば今後の発展の可能性が一番高そうな国(例えばインドとか)に限定する方がいいです。

  • 大きなくくりで考える
  • それなりのリターンで満足する

成長株投資をする場合には、この2つを意識する事は大切だと思います。

  

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