外貨決済における為替差益の税金

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米国株や中国株などの外国株に投資をしている場合は、日本株とは違ってドルなどの外貨で取引することになります。

日本株だったら簡単なのですが、外国株の場合は取扱いが少し複雑になる事があります。

売買の事だったり、為替の事だったり、税金の事だったり、日本株にはない外国株特有のケースがあったりします。

今回は、為替差益に関わる税金についてお話ししたいと思います。

目次

外国株の取引

外国株に投資をする場合は、円決済で取引する場合と外貨決済で取引する場合があります。

  • 円決済とは、円で購入して円で取引する事です
  • 外貨決済とは、円を外貨に換えて外貨で取引する事です

文章だと少し分かりにくいので図説でも確認してみましょう。

円決済について

円決済の場合は、取引する度に「円→ドル」「ドル→円」と両替をする必要があります。当然ながら、その度に外貨両替を行っている事になるので、為替手数料が必要となります。

証券会社によって若干取引の仕方に違いがありますが、基本的には日本円から直接米国株や中国株を購入することが出来ます(証券会社側で自動的に為替交換を行って買い付ける)。

売却の際も、保有株を売却すると同時に自動的に日本円に戻して証券会社の口座に入金されます。

円決済だと、取引は分かりやすくスムーズに取引できるのと、手元に円で保有しているので資産の内容が一目で分かりやすいですよね。

その反面、毎回「円→ドル」「ドル→円」という為替交換を行わないといけないので、その度に為替手数料を取られてしまうので、何度も取引をするのであれば結構な金額の為替手数料を取られる事もあります。

例えば、今の為替レートが1ドル100円だったとして、為替手数料が1ドルあたり0.25銭だった場合の為替手数料を計算してみましょう。

1万ドル(100万円)の株を購入する場合
1万×0.25=為替手数料2500円

100万円の資金を元に株を買ったり売ったりするたびに、毎回為替手数料が2500円必要となります。買う時に2500円、売る時に2500円必要なので、往復で(売り買いで)為替手数料は合計5000円必要となります。

10回ほど売買(往復売買)をすると、100万円の資金の場合は為替手数料が5万円も必要となります。そう考えると、「塵も積もれば山となる」の諺のようにバカにならない金額になってきますよね。

これ100万円でこんな感じなので、300万円・500万円・1000万円と資金量が増えるたびに為替手数料の負担は大きくなっていき、例えば1000万円だったら1回の往復の為替手数料だけで5万円になるんですよね。10回ほど売買(往復売買)をすれば、50万円も為替手数料が必要となります。

こう考えると手数料も回数を重ねるとかなり痛いよね。

1回だと、それほど影響がないように思える為替手数料も、何度も取引をするのであれば結構な負担になってきます。

安くする方法はないの

そこで外貨決済なんです

外貨決済について

そこで、外貨決済を利用できる場合は外貨決済を利用した方が為替手数料がお得な場合があります。

円決済の場合は、毎回保有株を売却する度に円に戻していました。なので、再び購入する際にはドルに換える必要があるので、毎回為替手数料が必要となります。

一方で、外貨決済の場合は最初の購入の際には円をドルに換えて株を購入するので為替手数料が必要となりますが、売却する際にはドルのままで保有しておいて、円には戻しません。

ドルで保有したままなので、当然次に購入する際にはドルでそのまま買い付けるので為替手数料は必要ないです。

米国株を売却した資金で、再び米国株を買う予定であれば、円に戻すよりもドルで置いたままにしておいて、その資金で再び米国株を購入すれば毎回為替手数料を支払う必要がなく、最初の時点で為替手数料を支払うだけで済むわけです。

何度も米国株などの外国株を売買するのであれば、外貨決済を使った方がお得なケースが多いです。

ただし、外貨決済には注意点があります。それが外貨で置いていた資金に為替差益が発生した場合の税金についてです。

外貨決済の注意点

円決済の場合は、売買の度に税務計算が行われて自動的に税金を口座から差し引きするので何も問題はないです(ほとんどの方は特定口座で源泉徴収アリを選択しているので、特定口座源泉徴収ありの設定をしている前提です)

外貨決済の場合でも、基本的には売買の度に税務計算が行われて自動的に税金を口座から差し引きします。

ここまでは、円決済も外貨決済も同じです。

違う点は、資金の保有の仕方です。

  • 円決済の場合は「円」で保有をしている
  • 外貨決済は「ドル」で保有をしている

円で資金を証券会社に保有している場合は、円の評価額は1年経っても2年経っても変わらないです。100万円を証券会社に円で置いておけば、1年後も100万円は100万円のままです。

これがドルで保有していた場合には、円での評価額は変動します。

100万円分の米国株を売却して外貨決済を選択した場合(1ドル100円とする)は、1万ドル(100万円)を証券会社に置いておく状態になります。

この1万ドルを1年ほど放置して置いた時に、1ドル100円だったのが1ドル120円になっていたら、1万ドルは100万円ではなく、120万円の価値になります。つまり1年間おいていたら20万円増えていた事になります。

これが為替差益となります。

この状態で米国株を買うと、1年前には100万円分しか米国株を購入できなかったのが、120万円分の米国株を購入できることになっているわけです。

ドルを置いていただけで、利益が発生しており、20万円の利益が出ているという事は為替利益が20万円発生しており、そこに税金が発生するという事になります。

なぜ、為替差益が発生するのか?

税務上は、「いったん保有している外貨を売って日本円に換え、その日本円でモノやサービスを買った」と認識されます(蛇足:仮想通貨で物や商品を買う場合もこれと同じ認識になるよね)。

100万円だったはずの1万ドルを、一旦日本円に変えて120万円にした状態で、米国株を120万円分購入したという認識となります。

外貨決済と特定口座

でも特定口座だから自動的に税務処理するのでは?

外貨を置いていただけの為替差益は対象外なんです

特定口座であれば金融商品を売買する度に自動的に税務処理をしてくれます。ただし、金融商品であれば特定口座で自動的に税務処理をしてくれますが、外貨(この場合はドル)を置いていただけでは税務処理はしてくれません。ドルは金融商品ではなくて通貨だからね。

通貨による為替差益は、雑所得となるので自分で確定申告をしないといけない事になります。

もちろん、1年間ドルを置いたままにしておいても、為替レートが変わらなかったら為替差益はないので税金は発せしませんよ。

例えば、ドルを保有した時が1ドル100円で、その後に為替レートが変動して半年後に1ドル100円が120円になっても、そのままドルのまま保有していて、1年後に米国株を購入する時に1ドル100円に戻っていたら、当初の1ドル100円とレートが変わっていないから税金は発生ませんよ。

ドルを保有している途中でどれだけ為替レートが変動しても関係ないです(株の含み益とかと同じ考え方)。「ドルを保有開始した時点」と「保有していたドルを使用して米国株を購入した時点(1年後に購入したとする)」の為替レートの差によって、為替差益が発生するかどうかが変わってきます。

為替差益は雑所得の対象となるので雑所得が20万円以下の場合は確定申告は不要(しなくてよい)となります。

雑所得は、為替差益だけでなく、副業での収入やFXや仮想通貨の利益なども雑所得の対象となるので、それらの合計金額によって確定申告が必要になるかどうかの判断が分かれます。

為替差益については面倒だから放置していても大丈夫だろうと思う人もいるかもしれませんが、税金はキチンと処理しておかないと後々でトラブルになると面倒だと思いますよ。

  • 少額だから問題ないだろう
  • 税務署もそこまで確認しないだろう
  • 細かい明細などイチイチ記録してないよ

そう思う事があるかもしれませんが、発生した税金を支払わないのは節税ではなく脱税です。なので、ちゃんと税務処理は行いましょう。

特に、扱う資金量が多くなってくるのであれば、しっかりと対応しておくほうが良いと思います。

1ドル100円が1ドル120円になった時に資金量が多いと利益も莫大になっていきますよね。

「1ドル100円 → 1ドル120円」
100万円  → 120万円 = 20万円の利益
1000万円 → 1200万円 = 200万円の利益
5000万円 → 6000万円 = 1000万円の利益

扱う資金量が多くなると当然ながら円安などになると為替差益の恩恵を大きく受ける事が出来ますが、その分だけ税金を支払う必要が出てきます。1000万円も利益があるのに、税金は関係ないですという訳にはいかないと思います。

為替差益を特定口座で処理をする

外貨決済をしてドルを置いていても、その外貨ですぐに米国株を買ったり、しばらく置いていても為替レートの変動が無かったり、為替レートの変動があっても為替差益が20万円以下(他の雑所得との合計で)であれば、特に問題ないのだけど、もしも為替差益が発生するようであれば確定申告が必要となります。

  • 為替差益の履歴を記録するのは面倒だ
  • 確定申告するなんて面倒だ
  • 特定口座で処理してほしい

そんな場合は、どうしたらいいのだろうか?

そんな時は「外貨建てMMF」を購入しておけばいいんですよね。

米国株を売却した際に外貨決済を選択してドルで保有していた場合、そのドルですぐに外貨建てMMFを買えばいいです。

そうすると、外貨建てMMFは金融商品なので為替レートが変動して利益(為替差益)が出ても、特定口座内で税務処理を行ってくれます。

外貨建てMMFって、どんな商品なのかを簡単にご説明したいと思います。

外貨建てMMF(ドル建てMMF)は、格付でも安全性が高いと評価されている米国債の中でも短期債権を中心に運用した安定感のあるファンドとなります。外貨で運用されており、債券(国債)を中心に組み込んでいる投資信託の事です。MMFはMoney Market Fundの略です。

ドル建てであれば、ドルの通貨金利に連動する形になっており、売買手数料は掛かりません(無料)。管理報酬等が必要となりますが、それを考慮した上で利回りが決められています。

安定した債券で運用するため、低金利時にはほとんど金利が付かない事もあります。少し前までは、私が購入している外貨建てMMF(ゴールドマン・サックス・米ドルファンド)の利回りは、0.01%でした。安全性は高い反面、全く増えないです(笑)。

最近は、米国の急激な利上げの影響もあって、利回りは高くなっています。この記事を書いていて気が付いたのですが、今の利回り(ゴールドマン・サックス・米ドルファンドの場合)は、1.4%もあるんですよね。流石は利上げ続行中の米国ですね。意外と高金利になっています。

このように、外貨建てMMF(ドル建てMMF)に入れておけば、ドル資産を置いている間に為替レートが変動してドル資産が増えても、外貨建てMMFは金融商品なので特定口座でキチンと譲渡益(為替差益)を税務処理をしてくれます。

証券会社によって対応が異なると思いますが、私が利用している証券会社(楽天証券)では、外貨建てMMFのゴールドマン・サックス・米ドルファンドで保有している分に関しては、通貨と同じように外貨建てMMFの時価金額を利用して、そのまま米国株を購入することが出来ます。

通常は、外貨建てMMFを解約して米国株を購入する際には、まず外貨建てMMFを解約して(1~2日かかる)から米国株を購入する必要がありますが、楽天証券の場合は外貨建てMMFの保有金額を利用して、そのまま米国株を購入できます(日興USドルMMFは対象外です)。なので、通貨(ドル)で保有しているのと同じ扱いで外貨建てMMFから米国株を購入できます。

このあたりの取扱いは証券会社によって異なると思いますので、お使いの証券会社で確認してみてくださいね。

この外貨建てMMFの注意点は、絶対に元本割れがないという訳ではないという点です。限りなく安全性は高いのですが、米国の債券で運用する以上は、米国経済や米国政府がおかしくなれば元本が割れる可能性はあります。まあ、国債で運用している以上は安全性は高いと思いますが、そのあたりの判断はご自身でご判断くださいね。

外貨建てMMFのメリット

外貨建てMMF(ドル建てMMF)は短期国債を中心に運用する投資信託に該当する金融商品です。ドルで保有するのではなく、外貨建てMMFで保有するメリットを考えてみましょう。

  1. 利回りがあるので少し増える。
  2. 特定口座であれば税務処理をしてくれる。
  3. 為替損失があれば、株式取引の利益などと相殺できる。

利回りが付いているので少しだけではあるが増える

国債で運用しているので、国債の金利に応じて一定の利回りが付いています。低金利の際にはほとんど金利が付かないのですが、政策金利が上昇すれば国債の金利も上昇するので、それに合わせてドル建てMMFの利回りも上昇します。

あくまでもオマケみたいなものなので非常に低い金利ですが、通貨であるドルで置いていても金利などは付かないのですが、ドル建てMMFに置いておけば少しだけでも金利が付くのでお得です。

特定口座であれば税務処理をしてくれる

外貨建てMMFは金融商品なので特定口座(源泉徴収あり)であれば税務処理を自動的に行ってくれます。為替差益や利回りに対して税金が発生した際には、特定口座内で計算してくれて自動的に処理されます。

外貨建てMMFの譲渡益(為替差益)を自動処理してくれるのですが、為替益が出た場合だけでなく、為替損が出た場合も処理してくれます。

通貨であるドルで保有していた時との大きな違いは、為替損失が出た場合です。

外貨建てMMFで保有していて、1ドル100円が1ドル80円とかになった場合は、為替損失が発生します。

1万ドル(100万円分)を外貨建てMMFで購入
1ドル100円から1ドル80円になる
100万円分が80万円分になる → 20万円の為替損

通貨であるドルで保有していた場合の為替差益は雑所得なのですが、外貨建てMMFは金融商品(投資信託の一種)なので株などの利益と損益通算出来ます。株などの他の取引で利益があれば、外貨建てMMFで出た為替損(譲渡損)を相殺することが出来ます。

また、株などの利益もなくて、損失だけが残った場合は損失の繰り越しを3年間に渡って行う事も出来ます(この場合は、確定申告が必要)。

外貨建てMMFは投資信託の一種なので、売却した際の譲渡益や譲渡損に応じて、株式と同じように税務処理されます。

外貨建てMMFを活用してみよう

外貨決済は、ドルのまま資金を保有しておくことが出来るので、円決済のように毎回為替手数料が必要となる事がなく、ドルのまま米国株などが購入できるので頻繁に米国株を売買するのであれば、毎回円決済をして円に戻すよりも外貨決済をしてドルで保有していたほうがいいです。

ただし、ドルのままで保有していて、すぐに米国株を買い戻すのであればいいのですが、半年とか1年ぐらいドルのままで寝かしておいて、その間に円安が進行して為替変動による利益が出た場合には税務処理を行う必要があります。

通貨による為替差益は雑所得となるので確定申告が必要であり、特にリタイア生活などをしていて国民健康保険などを利用していると、保険料の査定にも影響してくるので、色々とややこしいです。

外貨建てMMFに入れておけば、そのような問題も解決でき、特定口座で自動的に処理してくれるので、とても便利です。

特に運用する金額が大きくなってきており、外貨で置いておく金額が一定規模以上になるようであれば、外貨建てMMFに入れておいた方が安心できると思いますよ。

  

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 私の知りたかった内容が盛り沢山で、凄く分かりやすいです
    税金の事まで、初心者には本当に有難い事です。
    私は去年からe-maxis slim S&P500を始めましたが、米国株は覚える事が沢山あり個別株を購入するのを諦めてました。インデックスが楽ちんなだけに。
    今回のテーマは基本中の基本ですが仕組みをよく理解して、まずは外貨建てMMFから始めてみます。
    今日もよしぞう先生 有難うございました。

    • こんにちは、ウォッカさん。

      e-maxis slim S&P500は凄い良い商品だと思います。
      パフォーマンスも充分だし、配当は再投資してくれるし、税務的にも自動的に処理してくれるので、ベストな商品の1つだと思います。
      個別株も個別株ならでの魅力がありますよね。
      私も、メインはインデックス投資にするつもりですが、個別株への投資もある程度は継続していこうと思っています。
      いつもブログをご訪問していただき、ありがとうございます。
      また、ブログを読みに来てくださいね。

  • こんにちわ。いつも楽しみに拝見しております。為替の記事、大変興味深いです。私は昨今の円安でドル建てで含み損、円建てでは利益が出ている株を複数所有しています。この場合、特定口座でドルのまま売却すると含み損とされ外貨で受け取る配当と損益通算できるのでしょうか?また、その後のドルの行方は自分で記録して円転する際に確定申告が必要でしょうか?もしもそうであればややこしいですね。

    • 株を売却した際には、ドルで受け取っても(外貨決済しても)、一旦円建てで計算して税務計算を自動的にされます。
      なので、特定口座で保有している限りは、株式の購入・売却は円決済でも外貨決済でも自動的に税務処理(為替差益を含む)されます。
      ドル建てで損失だったとしても、円転して計算した場合に利益があれば、それは利益があるとして課税対象です。
      特定口座においては、株式等の売買に関しては自動的に税務処理してくれます。
      自動的に処理するために、外貨決済をしてドルで保有したとしても、その際に一旦円に換えたと仮定して税務計算を自動的に行います。
      特定口座の源泉徴収ありの場合は、このようになります。
      特定口座の源泉徴収なしであれば、証券会社から送られてくる書類をもとに確定申告が必要ですが、多くの方源泉徴収ありだと思うので、特に何もする必要はないです。
      あくまでも今回の記事は、売却後の外貨を口座においていて、その外貨で再び株を買った際に、円安等で外貨の価値が増えた場合には、そこに為替差益が発生した場合のお話しとなります。
      また、ドルのまま保有していて、時間が経過した後に、円転した際に円安で為替差益が発生すれば、それは雑所得として課税対象となります。
      ただ、外貨決済して、ドルで保有していても、その後すぐに円転した場合は特に何もしなくても良いと思います(急激なレート変更がない限りは、数日程度では大きく為替は動かないだろうから)
      基本的にはこのような形になると思いますが、税務処理については、詳しくは税理士かお近くの税務署で確認した方が無難だと思いますよ。

      • 大変わかりやすく理解できました。[特定口座・源泉徴収あり]について私の認識不足でした。外貨で売却しても一旦円建てで処理されるということですね。
        円安の恩恵で含み益となっている銘柄の扱いに悩みます。今売却しても損出しもできず・・為替が円高に振れた時にせっかく株高がきても為替でトントンという可能性もあるかと思います。もしくは円高株安のダブルパンチにも備えておかなければなりません。
        外国株に投資する上で為替は重要なファクターであると改めて認識しました。
        丁寧なご説明ありがとうございました。

        • お役に立てたならば何よりです。
          外国株は為替にも大きく左右されるので、為替レートが安定していると良いのですが、不安定な時は困りますよね。
          ずっと円安ならばいいのですが、円高に振れた時に株安になればダメージは更に膨らむのでタイミングなどが難しですよね。
          米国企業は、今後も安定して成長してくれると思うので、多少の為替の不利があっても、それを補ってくれるとは思いますが、為替と株安のダブルショックを喰らうことがある事も心に留めておかないといけないなと思ってます。

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