気が付けば集中投資になっていく形へと持っていく

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最近の株式市場は振れ幅が大きくなっていますね。S&P500などの指数が1%以上もの上昇をしたり、下落をしたりを繰り返しています。相変わらず不安定な相場になっていますね。

波が大きい時はあまり近寄らずに様子を眺めている方が無難だと思います。

まだ方向性が定まっておらず、フラフラとしている時に投資をしても自分の行動もフラフラと定まらない事が多いです。

少し上昇しては「相場の転換期だ」と思ってしまったり、少し下落しては「2番底へと向かうのだ」と悲観的になったりと、その度に買ったり売ったりをしていると株式市場の雰囲気の飲み込まれてしまうだけじゃないかなと思っています。

さて、前置きとは打って変わって、話は突然方向転換しますが、本日は集中投資についてです。

目次

集中投資って最初からやるものではない

集中投資は私も好きな方だし、集中投資をしたからこそ資産が1億円を超える事が出来たのです。

もちろん、あえてリスクを取るために集中投資を選ぶことは自由だと思うのですが、ただ最初から集中投資を狙っていくのはリスクが高いと思っています。

資産を大きく増やす為に集中投資を選択する。それはイイと思うのですが、でも最初から集中投資をするのはマズイです。

ちょっと何言っているのか分からないよw

ですよねw 少し説明したいと思います

最初から集中投資をするから退場する

資産を大きく増やしたいと思う人がやりがちなのが、リスクの高い銘柄に集中投資をする事です。

例えば時折みかけるのが、レバナスなどのハイリスクなものに集中投資したり、ハイグロと呼ばれている成長性は高いものがあるけれども期待値も高く乗っているような銘柄などに集中投資をしていたりします。

投資資産の中でもレバナスやハイグロなどに一番多くの割合を割り当てていたりするのですが、これをやると、もしもの時に一発退場のリスクが非常に高くなります。

一発退場などになると再起不能となってしまいます。

一発退場までいかななくても、取り戻す事が非常に困難なほどの致命傷を負う事が多いです。

こうなってしまうと、取り戻すのが厳しくなるので、結果として再度ハイリスクな投資をして取り戻そうとしてしまいます。そして、リベンジ戦でも致命傷を負う事で、二度と立ち直れなくなるのです。

投資で退場するケースの多くがこういったハイリスクを取りに行って失敗して、失敗をとり戻す為に再びハイリスクを取りにいくケースです。

まずは分散で充分

ハイリスクな投資先をポートフォリオに入れるのであれば、ポートフォリオの10%や20%程度で充分です。

レバナスやハイグロなどの高い成長性が期待出来るけれども、大きな失速の可能性が大きいものは少し保有するだけで充分なのです。

ポートフォリオの中でハイリスクな銘柄は、アグレッシブに運用するとしても20%ぐらいで充分です。その20%の枠の中でも、いくつかに分散しておくほうがいいです。どれかが1つが当たれば充分です。

例えば、ハイリスク銘柄20%、残りは普通の銘柄80%ほど保有する

ハイリスク銘柄(20%ぐらい4銘柄保有)
A(5%)、B(5%)、C(5%)、D(5%)
一般的な銘柄(残り80%で保有)
E~L(10%ずつ保有で8銘柄)

一般的な銘柄のところは、別にS&P500などの指数でもいいと思います。とりあえず分散しておけばOK。

でも、これだとあまり増えないよね

こんな感じで充分だよ

爆発力のある成長性の高い銘柄であれば伸びる時はグングンと伸びます。だからこの程度でも爆発力の恩恵を充分に受ける事ができます。

また、失敗したとしてもこのぐらいの水準であれば立て直す事も可能です。なので、高いリターンを狙いつつ、失敗した場合にも対応できる状態にしておく必要があります。

結果として集中投資になる

レバナスだったり、ハイグロだったり、ハイリスクを取る銘柄はハイリターンを期待して保有していると思います。ハイリターンが叶った場合には、10倍ぐらいになる事も充分にあると思います。そうやって、高成長銘柄が大きく成長する事で結果としてポートフォリオが集中投資へとなっていく形にする方がいいです。

最初のポートフォリオでは、ハイリスク銘柄が4つ(それぞれ5%の割合)と一般的な銘柄が8つ(それぞれ10%の割合)だったので、ポートフォリオの全体での割合はこんな感じになります。

例えば、ハイリスク銘柄のそのうちの1銘柄だけがハイリターンを叩き出して10倍もの大成長を達成したとします。それ以外の銘柄は、普通に10%程度の成長だったとすれば、ポートフォリオの割合はどうなるのか。

ハイリスク銘柄(20%ぐらい4銘柄保有)
A(10倍に大きく成長)
B~D(10%の成長)
一般的な銘柄(残り80%で保有)
E~L(10%の成長)

ポートフォリオの3割ちかくを1つの銘柄だけで占める事になります。こうなってくると、A株だけでポートフォリオの結果が大きく左右されるようになっていきます。

ハイリスク・ハイリターンな銘柄の5%ほどが大きく成長するだけで集中投資へと自動的にポートフォリオが変化していく形となります。

このような状態から、A株の成長性がまだ衰えておらずにここからA株が2倍に成長するとポートフォリオは完全な集中投資状態となります。

つまりは、わざわざ最初から集中投資をしなくても、ハイリスク・ハイリターン銘柄をいくつか保有しておいて、それが目論見通りにハイリターンをもたらしてくれると、勝手にポートフォリオは集中投資になるんですよね。

まとめ

大きく増やしたいと思って集中投資をする場合は、最初から集中投資をしてしまいがちなのですが、それをしてしまうと最初から一発退場のリスクが非常に高くなってしまいます。

最初から集中投資をするのではなく、保有している銘柄が成長する事で結果として集中投資になっているという状態に持っていく方がいいです。

なので、ハイリスク・ハイリターンの銘柄に大きく張って一発逆転を狙うというよりは、ハイリスク・ハイリターンの銘柄をある程度(例えば4銘柄ぐらい)保有しておいて、それが目論見通りのリターンを叩き出してくれることで最終的に集中投資となっていく事を狙うべきです。

でも、4銘柄ぐらいじゃどれも当たらないのでは?

それすら当てれないなら最初から集中投資なんてしたら確実に失敗するよ

集中投資は、最初から集中投資をするのでなく、保有株が成長した事によって結果として集中投資になったという形を作っていく事が重要です。

  

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