崩れてきた相場

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好調な相場を続けていた米国株市場ですが、7月17日・18日と連続で大きく下落をしていましたね。S&P500が17日は1.7%の下落、そして18日は0.7%の下落となっていました。ハイテク銘柄が中心のナスダックはさらに下落しており、17日は2.7%の下落、18日は0.7%の下落となっています。

今後も下落が続いていくのかな?

今年はすでに大きく上昇しているので、一定の反動はありそうですね

指数が連日の下落をしており、1日の下落幅が1%を超える下落となっていて指数としては比較的大きな下落幅だったので少し不安感が高まっているみたいです。

ただ、今年の米国株市場はすでに大きく上昇している状態となっています。

今年の年間騰落率(7月18日時点)

ダウ平均S&P500ナスダック
7.8%上昇16.2%上昇19.0%上昇

S&P500などの指数の平均的な年間リターンが6%~7%程度だという事を考えると、今年はすでに平均的なリターンの2倍以上の上昇をしている事となり、上がり過ぎているという感じでもあります。なので、ある程度の下落が続いても不思議ではない状態であると思えます。

一般的な相場のアノマリーでは夏相場は枯れ相場(夏枯れ相場)というのがあります。機関投資家などが長期休暇を取るため、株式市場の取引高が減少するために、相場が上昇しにくく、悪材料に反応して株価が下落しやすいとされています。特に8月はその傾向が強くなります。

ただ、サマーラリーというアノマリーもあって、7月第1週(独立記念日)から9月第1週(レーバーデーの休日)まではボーナスが入ったサラリーマンが株式を買う事が多くなるために、サマーラリーして上がりやすいとも言われています。

まあ、結局はその時々によって上がるか下がるかは未知数であり、両極端なアノマリーがあるという事になります。

ちなみに、大統領選挙の年の相場のアノマリーは、上昇が多いという結果となっています。ただ、大統領選挙の結果によってはボラティリティが高くなることがあるので、今年のように現職の大統領が敗れるという事が想定されるようであればボラティリティが高まる事があるかもしれませんね。

現職の大統領が当選する場合は、現在の経済政策に大きな変更点がない事から経済政策の先行きを想定しやすいのですが、新政権に代わると従来の金融経済政策を大きく変換する可能性があり、特にトランプ氏の場合は自身の意向を強く反映させる傾向があるため、新政権の経済政策を警戒する動きになるかもしれません。

今年は、すでに米国株市場は大きく上昇しており、ここからさらに上昇していくというよりも、いったんは調整が入っていくのではないかなと思っています。9月には利下げが行われることが想定されていますが、すでに利下げ自体は織り込み済みのため、材料出し尽くしで下がっていく感じになるのかなと思っています。

9月に株価が下がったとしても、10月頃には再び上昇に転換していくのかなと考えているので、とりあえず9月頃までは様子を見ながら、9月下旬ぐらいに今年の投下予定のキャッシュなどを入れていこうと思います。

   

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