クラウド企業は時代遅れなのか

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AIブームを牽引していたクラウド企業。世界的な巨大クラウド企業として、アマゾン(AWS)、マイクロソフト(Azure)、グーグル(Google Cloud)が株価の上昇を牽引してきましたが、最近はデータセンターへの巨額の設備投資に追われている事で収益悪化懸念が出てきて株価は昔のような勢いがなくなってきています。代わりに株式市場を牽引しているのが半導体銘柄です。

もうクラウド企業は衰えていくのかな

役割は変わっていくかもしれないけど影響力の強さは保つと思うよ

今はクラウド上で処理している情報がいずれはエッジ(端末側)で処理されるようになっていくと想定されています。分かりやすい例で言えば、車の自動運転などは状況判断をいちいちクラウド上に戻して処理していると遅いので、エッジ側(車本体)で状況判断を行うようになっていきます。そうなると、クラウドでの使用よりもエッジ側での使用の方がメインになっていきます。

だからこそ、最近の相場ではAIエージェントやエッジコンピューティングの時代を先取りして半導体銘柄が上昇を続けています。株式市場では、これからはエッジの世界が主戦場となっていくという判断のようです。

では、クラウド企業達(アマゾン、マイクロソフト、グーグル)は衰えていくのだろうか?

エッジ(スマホ、自動車、工場ロボットなど)で動くAIエージェントは、あくまで「推論(実行)」をしているだけで、そのAIのモデル自体を「学習(トレーニング)」させるには、今でも膨大なコンピューター資源が必要です。AIエージェントが賢くなり続けてアップデートされ続ける為には、エッジ側で集めた膨大なデータを巨大なクラウド側に送って処理(学習)させる必要があります。

エッジコンピューティングが普及すればするほど、裏側で膨大なデータを処理するクラウドは必要不可欠であり、AIエージェントを管理・育成する需要は増加していく事になります。なので、クラウド企業が衰えていくというよりは、今のようなクラウドで一元管理をするというのではなく、クラウド側とエッジ側で役割分担が始まっていくという感じになります。

今までは、クラウド企業が生成AIを支配しているというような状況(クラウドで生成AIを稼働させていく)という感じだったのですが、これからはAIが現実世界へと分散していく状況となっていきます。AIエージェントやエッジコンピューティングが普及していくと多層分散型のAI社会へと移行していく事になります。

AIのインフラとしてクラウド企業は地味な役割ながらも、着実なポジションを確保していく事になっていくと思います。

   

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