日本株・米国株ともに大きく下がったかと思えば翌日には大きく戻したりと不安定な相場が続いています。下がった後に持ち直すといっても、元に戻るほど上がっていくほどではないので、結局はジリジリと下がり続けている感じとなっています。日経平均株価やダウ平均株価も一時は高値から10%ほど下落する事もありました。

紛争が長引くほど下落が深くなりそうだね



完全に米国政権の出口戦略が破綻している感じだね
状況次第ではまだ下がる余地があるとはいえ、日本株も米国株も一時の比べると株価が安くなっているという事は買い頃になってきているという事だと思います。株の基本は、「安い時に買っていく」という事を考えれば、こういった時に仕込んでいく事が大切だという事でもあります。
でも、こういった状況になると、意外と株を買おうという心理にはなりにくく、積極的に投資をしようという雰囲気にはなりません。みな、様子をみながら嵐が過ぎ去るのを待つのが多勢です。
いつも思うのは、「借金してでも株を買うべきだ」とか「レバレッジをかけてでも投資をしていくべきだ」と言っていた人々は、こういった株価下落の状態になると声が小さくなるという事です。
少し前までよく聞いていたのが「証券ローンを使って投資をしていく」というもの。保有している株を担保に証券会社から資金を借りて、それを再び投資に回して、投資資金量を多くするという方法です。借入金に対して金利(2.1%ぐらい)を負担する必要はあるけど、投資のリターンがそれを上回ればいいから大丈夫だと言われていました。
まあ、長い目で見れば間違ってはいないかもしれないけど、必ず右肩上がりになるとは限らないし、10年・20年単位で上昇しなかった時期もあるのだから、失敗すればダメージはかなり大きいです。それを承知でやるならいいのですが、「投資は必ず右肩上がりになるのだから、やらない奴は馬鹿だ」みたいに言う人もいて、安易に証券ローンを使った投資を投資を始める人もチラホラといました。
こういった話が話題になってくるのは、投資が好調で株価が高値になっている時が多いです。そういった時に、こういったリスクを高く取る投資をしていると、下落時にはブーメランのようにダメージが大きくなって返ってきます。
少し前の株高の水準の時に証券ローンを使った投資を始めた方は、今は株価の下落と金利の負担の両方のダメージを食らっている状態です。投資経験が長いのであればまだいいのですが、ネットの情報を安易に信じた投資初心者などであれば、こういった局面で平常な心理を保つのは難しいです。簡単に儲かる方法など、あるはずもないんだよね。
あえて言えば、資産を大きく増やしたいと思っているのであれば、株価が下がっている時こそ大きく突っ込んだ方が効率が良いはずなんです。なので、お勧めではないですが(基本的に借入してまで投資をする事は勧める気が無い)、どうせ証券ローンを使うのであれば、上がっている時よりも、今のように株価が下落している時に使う方がいいです。
下落に備えてキャッシュを用意(温存)している投資家なんて少数だと思います。多くの投資家はキャッシュがあれば、すぐに投資してしまって万年金欠(投資に回すお金は不足気味)だと思います。
株価が下落しているというチャンスが来ても、投資に回す余裕のあるキャッシュが無い(もしくは少ししかない)ケースが大半です。ならば、証券ローンなどを使って、使える資金量を一時的にでも増やして投資をすれば、下落時のチャンスを取り込むことが出来ます。
株価が上昇している調子がいい時に威勢の良い事を言うのは簡単なんです。でも、高値の時にリスクを取り過ぎると、下落した時のダメージが大きくなってしまいます。2倍の投資量にしてしまったら、ダメージも2倍になるので、下落時には厳しい展開になってしまいます。
早く大きく増やしたくてリスクを取るのであれば、上昇時よりも下落時にリスクを取る方が効率的です。なので証券ローンなどを使って、リスクを取ってでも早く増やす為の投資をしたいのであれば、上昇時に使うのではなく、下落時に使う方が効率がいいと思いますよ。


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