ソフトバンクが保有しているアーム上場の成功が相場を押し上げる

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投資家の注目が集まっていたアーム(Arm)の新規株式公開が昨日行われており、上場したアームは24%上昇しておりIPOは大成功となっています。ソフトバンクグループの孫氏も一安心といったところでしょうか。

今後もアームは期待できそうだね

AIブームは続きそうなので、恩恵を大きく受けそうだね

アームが上場した際に、アームCEOであるレネ・ハース氏は機関投資家向けのロードショーで、エヌビディアのAI向け半導体である「グレース・ホッパー」にアームが設計したCPUが使われている事を強調して、今後の成長性の高さを投資家に訴えていたようなのですが、こうった場でもエヌビディアの名前が出るほどエヌビディアはAI業界・IT業界に無くてはならない企業なんだなと改めて感じました。

アームの上場が成功した事で、昨日の相場は活性化しており、IT銘柄を中心に上昇する展開となっていた事から米国株市場は大幅上昇となっていました。

昨日の相場が開く前には、生産者物価指数や小売売上高の注目されている経済市場の発表がありました。

生産者物価指数は市場の予測が0.4%上昇だったのですが実際には0.7%上昇と大幅に上昇していたのですが、上昇の原因の大半が原油価格の上昇によってガソリン価格が20%上昇した事が大きく、変動の大きいエネルギーや食品を除いたコア生産者物価指数は市場の予測と変わらない0.2%上昇だったことから、インフレ懸念はそれほど高まらなかったみたいです。

小売売上高も市場予想が0.1%上昇だったのですが実際には0.6%上昇と大幅に市場予想を上回っていたのですが、こちらの方もガソリン価格の上昇の影響が大きく、ガソリンスタンドの売上高は5.2%増加となっており、過去1年余りで最大の伸び率となっていた事が影響していたようです。国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は、前月比0.1%増加にとどまっており、落ち着いた状態となっています。

インフレは落ち着きつつあり、消費の力も衰えていない事から、「景気の悪化は訪れない」という想定が大きくなってきており、相場の上昇へと繋がっているようです。

さて、米国ではインフレ対策に苦慮していますが、同じように欧州でもインフレに悩まされており、欧州中央銀行(ECB)は昨日に0.25%の利上げを実施して、10会合連続の利上げを行いました。ただ、市場では今回の利上げで欧州も利上げのピークに到達しており、利上げはひとまず終了するだろうという観測が高まっており、相場の混乱には繋がりませんでした。

米国や欧州などではインフレに悩まされている事から政策金利を引き上げていますが、世界経済に影響の大きい中国は景気悪化に悩まされており、景気の底上げのために昨日は預金準備率を0.25%引き下げて低迷する景気の回復を底上げする事を狙っていました。

中国では個人消費の伸びが弱まっており、企業等の投資も減少して、失業者が増加しているなど景気の悪化が進んでおり、中国の景気減速は世界経済に影響を与える事から今後の動向に注目が集まっています。

中国の景気減速は気になりますが、米国経済の好調は続いており、米国経済が腰折れしない限りは当面の間(今年)の株価の動きは上昇傾向になっていくのかもしれませんね。

   

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