出遅れているアマゾンは狙い目

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主要企業の決算が続々と発表されていますね。特に注目を集めていたマイクロソフトやアルファベット(グーグル)の決算発表は、アルファベットの決算内容が市場の期待を裏切ったという事で大きく下落していましたね。

さて、米国企業の時価総額上位陣である、アップル・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット・エヌビディア・メタの6社は、アマゾンを除いて共通点があります。さて、それは何でしょうか?

ネット関連のハイテク大手企業?

確かに皆ハイテク企業ですが、アマゾンもハイテク企業ですよね。

正解は・・・「最高値を更新している」と言う事です。

実は、アマゾンを除く5社は最近1カ月以内に最高値を更新しているのです。

生成AIブームとなっている現在は、大手ハイテク銘柄を中心に大きく値を上げています。時価総額上位陣の企業がダウ平均株価やS&P500などを引っ張りながら、大手ハイテク企業は軒並み最高値を更新しており、それにつられて指数なども最高値を更新している状態となっています。

なのに、アマゾンだけはいまだに最高値を更新しておらずに、蚊帳の外なんですよね。他の銘柄よりも出遅れています。

アマゾン過去5年間のチャート

なぜ出遅れているのかというと、単純に業績が悪かったからです。少し前までは売上も伸び悩んでおり、営業利益も減少が続いていました。

それが最近になって、ようやく業績も本来の姿に戻ってきており、売上や営業利益も大きく伸ばしてきました。これを1~2回の単発で終わることなく、今後も続ける事が出来るようであれば、信頼も回復していき、株価の上昇にも弾みがついてくると思います。

これを書いている時点では、まだアマゾンの決算発表が行われておらず、今回の決算の結果は知らないのですが、今回の決算も好調であれば、株価の最高値更新も近いと思います。

アマゾンの売上

アマゾンの営業利益

他の時価総額上位陣の企業とは違って、いまだに最高値を更新していないアマゾン。では、人気のバロメーターとも言われているアマゾンのPERはどのくらいなのかというと、83倍です。

結構高いやん

でも、普段からこれぐらいの水準なんですよね

過去のPERの水準をみてみるとこんな感じです。

アマゾンの年度別PER
2023年度・・・83倍
2022年度・・・76倍
2021年度・・・65倍
2020年度・・・95倍
2019年度・・・81倍
2018年度・・・84倍

そもそも高いんですよね。まあ、それだけ期待されているという事でもあるのですが、期待されている分だけ期待に応えられなかった時には当然ながら株価が下落をしてしまいます。最近の業績は不調だったので高PERのアマゾンの株価は軟調だったという事になります。

さて、では今後の業績はどうなのかというと、市場の想定では順調に伸ばしていくと言われています。

アマゾンのESPの実績と今後の予測値

前回の決算において、懸念だった北米部門の業績を立て直してきており、今回の決算(すでに今朝に発表されていると思いますが、これを書いている時点ではまだ未発表)でも引き続き北米部門が復活を遂げているようであれば、今後の見通しも非常に明るくなっていくと思います。

2024年度の予想PERは、市場の想定では44倍となっており、投資家からの期待が高くてPERも常に高い水準であるアマゾンであれば、問題ない水準のPERであると思います。

他のハイテク大手企業が軒並み最高値を更新している中、アマゾンだけが最高値を更新していなかったのは、少し前までは業績がイマイチだったという事によって、株価の伸びがもう一押し足りなかったのですが、最近は業績も戻してきており、今後の見通しも明るいようであれば、出遅れている分、アマゾンは他の銘柄よりも伸びていくのではないかなと思っています。

  

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