投資の王道と言われているインデックス投資。私が投資を始めた2004年頃は、手数料(信託報酬)の高い投資信託が多く、インデックス投資なども種類も少なく手数料も高かったです。しかしながら、今では多くのインデックス投資が販売されており、競争の激化によって手数料も非常に低くなっています。投資家にとっては有難い事ですよね。

今のインデックス投資信託は手数料が凄く低いよね



投資は、インデックス投資だけで充分ですよね
投資家に大人気のインデックス投資。その中でも、王道と言われているのがオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)とS&P500(eMAXIS Slim米国株式)の2つの投資信託ですよね。投資信託のランキングでも常に上位1位・2位をこの2つの投資信託が独占しています。
ところが前日発表された投資信託への資金流入金額ランキングでは、上位陣に変動がありました。
順位 | 投資信託(ファンド名) |
---|---|
1位 | インベスコ世界厳選分散投資(毎月決算型) |
2位 | eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) |
3位 | ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし) |
4位 | 三菱UFJ純金ゴールド |
5位 | フェデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド |
インベスコ世界厳選分散投資が1位になっていますね。オルカンは2位に沈んでいますし、eMAXIS Slim米国株式はランク外にまで落ちています。ちょっと意外な結果ですよね。
ところが、ネット証券の楽天証券やSBI証券における買付金額ランキングをみてみると、相変わらずeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が1位・2位となっているんですよね。
つまりは、自分で購入商品を選択するネット証券では従来通りのランキングだけど、対面証券や銀行を含めた投資信託販売全体でみると、インベスコ世界厳選分散投資(毎月決算型)が1位になっているみたいです。
インベスコ世界厳選分散投資(毎月決算型)は、手数料が 1.9%も掛かるので、証券会社や銀行などの売る側からすると美味しい商品でもあるので、お客様に商品を提案する営業に力が入っていたんだろうね。オルカンの手数料は 0.057%だから、インベスコ世界厳選分散投資との手数料の差は 33倍もあるよね。
毎月決算型は毎月配当金が入ってくるので、やはり高齢者を中心に年金生活をしている人には人気の商品であり、営業する側も売りやすい(毎月の配当金が年金代わりになるというセールストークがやりやすい)商品でもあるので、売れているんだろうね。
でも手数料が高いので、基本的にはオルカンなどの手数料の低いインデックス投資を保有している方が無難だと思います。
自分のお金で運用するのだから、しっかりと商品内容を確認したうえで、営業さんに勧められた商品をそのまま購入するのではなく、自分にあった投資商品を選べるようにしていきたいですよね。
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