バフェット氏が更に現金比率を引き上げた

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8月の上旬は大きく下落する日もあり、安定感がなかった株式市場ですが、その後はある程度安定した動きとなっていて、上昇傾向となっていますね。

急落した時には、このまま下がり続けるのかと思ったよ

8月や9月は不安定な時期なので注意が必要ですよね

このまま好調に市場が上昇を続けてくれればいいのですが、個人的には9月には軟調な相場になりそうな気がしていて注意が必要なのかなと思っています。

さて、そんな中で、投資の天才と呼ばれているバフェット氏に動きがあったようです。

バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイは、金融当局への最新の提出書類によるとバンク・オブ・アメリカ(BAC)の株式を今月の3営業日の間に5億5000万ドル(約800億円)売却していたようです。売却した株式数は1400万株ほどになるそうです。

最近のバフェット氏はバークシャー・ハサウェイが保有している株式を相次いで売却していて、ポートフォリオの1位であり、集中投資をしていたアップルも大量に売却していました。以前まではバークシャー・ハサウェイのポートフォリオの55%近くをアップルの株式が占めていたのですが、現在ではポートフォリオの28%程度にまで減少しています。

バンク・オブ・アメリカはバークシャー・ハサウェイのポートフォリオの中でも2位に入るほど保有していた企業だったのですが、アップルだけでなくバンク・オブ・アメリカの株式も削減し始めているようです。それでもまだポートフォリオの12%程度を占めていますが、バークシャー・ハサウェイのポートフォリオの1位と2位の株式を段階的に減らしているようですね。

バークシャー・ハサウェイのポートフォリオ上位5社

順位企業名保有比率保有金額
1位アップル28.4%866億ドル
2位バンク・オブ・アメリカ12.3%377億ドル
3位アメリカンエキスプレス11.6%353億ドル
4位コカ・コーラ8.3%253億ドル
5位シェブロン6.0%184億ドル

バークシャー・ハサウェイの現金比率は過去最高を更新しており、キャッシュリッチな体質になっています。バークシャー・ハサウェイが保有している現金同等物(現金と短期国債の合計)は、日本最大の企業であり、日本最大の時価総額を誇るトヨタ自動車を超えており、コカ・コーラ社やネットフリックを完全買収できるほど(時価総額と同等の現金を保有)になっています。

バフェット氏が最高の企業だと評したアップルさえ売り始めており、そして安定感がある企業として信頼していたバンク・オブ・アメリカも売り始めています。2023年に銀行破綻が相次いで銀行の信頼が揺らいでいた時にバークシャー・ハサウェイは保有していた複数の銀行株を売り始めたのですが、その際にはバンク・オブ・アメリカの株式は売らなかったのですが、今年になってからはバンク・オブ・アメリカの株式も売り始めたようですね。

キャッシュを積み増しているバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ。魔の9月と呼ばれる不安定な時期が多い月がもうすぐやってきます。果たして9月の相場はどのような展開になるのか注目していきたいと思います。

    

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