今や泣く子も黙るほどの絶好調ぶりを見せて無双しているエヌビディア。先日発表された決算も、実績や次期ガイダンスともに市場予想を上回っており、増配や無償分割を発表するなど投資家にとっては百点満点の内容だったと思います。
「一生一緒にエヌビディア」のフレーズが再び声高らかに言われてるね
ホルダーが浮かれるのも無理がないぐらい完璧な決算でしたね
決算発表後の株価も順調に上昇を続けており、1株1000ドルの大台も突破して上場来最高値を更新し続けていますね。
投資家たちの話題にもよく上がっており、ニュースなどでもよく見かけるようになってきたエヌビディア。生成AIのブームによって更に需要が高まり、期待感も非常に高くなっているエヌビディアを購入してみようかなと思う投資家も多いのだと思います。
ただ、あまりにも上昇しているエヌビディアをみていると、高値掴みになってしまわないかという心配が先立って、エヌビディアに投資をする事に二の足を踏む投資家も多いみたいです。
エヌビディアに投資してみようかなという気持ちはあるものの少し不安感があるという方は、例えばエヌビディアを含んでいる指数であるナスダック100に連動するような投資商品を購入してみるというのでもいいのではないかなと思います。
エヌビディアを含めたハイテク銘柄が集まっているナスダック100であれば、エヌビディアの恩恵も受けつつ、ハイテク銘柄全般に分散させることが出来るので、エヌビディアを高値掴みしてしまっても分散効果でダメージも軽減できます。
ちなみに、ナスダック100の構成銘柄上位はこのようになっています。
順位 | 企業名 | 構成比率 | 順位 | 企業名 | 構成比率 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | マイクロソフト | 8.6% | 6位 | メタ | 4.5% |
2位 | アップル | 7.9% | 7位 | アルファベットA | 2.7% |
3位 | エヌビディア | 7.2% | 8位 | アルファベットC | 2.7% |
4位 | アマゾン | 5.1% | 9位 | コストコ | 2.5% |
5位 | ブロードコム | 4.5% | 10位 | テスラ | 2.3% |
ナスダック100に連動するような投資商品でおすすめなのは、投資信託である「eMAXIS NASDAQ100インデックス」や「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」、ETFの「QQQ」やQQQの廉価版の「QQQM」などになると思います。
(注)eMAXIS NASDAQ100は6月13日より信託報酬を従来の0.44%から0.2035%に引き下げる事になります。
商品名 | 信託報酬 |
---|---|
eMAXIS NASDAQ100 | 0.2035% |
ニッセイNASDAQ100 | 0.2035% |
QQQ | 0.20% |
QQQM | 0.15% |
日本円で手軽に投資信託へ投資するのであれば、「eMAXIS NASDAQ100」や「ニッセイNASDAQ100」になるのではないかなと思います。
外貨建て(ドル)ETFでいいのであれば、「QQQ」やQQQの廉価版である「QQQM」などがいいのではないかと思います。
「QQQM」は、QQQと同じインベスコ社が運用しているETFで、QQQと同じくNASDAQ100に連動するように作られているETFなので基本的にはQQQと同じような値動きになります。それでいてQQQよりも少しだけ信託報酬が低くなっているので、お得なETFとなっています。
今話題になっているエヌビディアを買ってみたいなと思いながらも高値掴みが少し怖くて躊躇しているようであれば、まずはナスダック100に連動するような投資商品から手を出してみるのもいいのかもしれませんね。
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