半導体メモリ企業は来年も好調なのではないかな

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今年の相場の象徴的存在であり、株価も絶好調だった半導体メモリ企業の株価は最近では少し軟調な展開が続いています。今は半導体メモリの需要が非常に高くて供給が追いついておらず、半導体メモリの価格が高騰していることから半導体メモリ企業の業績は非常に良いです。ただ、工場の新設などで供給量が増えてくると半導体メモリの価格も落ち着いてきて、今のような業績が取れないのではないかという懸念から株価は少し軟調になっています。

一時のブームが去ってしまった感じだよね

すでに高値から 23%ほど下落していますね

それでも来年の需要が高く、供給も相変わらず追いついていない状況が続いていきそうです。半導体の王者であるエヌビディアの決算をみていると、半導体需要は依然として高く、エヌビディアですら需要に供給が追い付いていない状態です。

エヌビディアは、今回の決算で初めて来年(1年後)の業績見通しを発表しており、それによると来年度は前年対比で70%の増収が見込まれると発表していました。しかも、需要自体は前年対比で 100%増加しているのだけれども、生産量に限度があり、需要に応えるほど生産できないので 70%程度になるという事でした。

エヌビディアの半導体に必要な半導体メモリも同じような需要状態になるはずであり、そう考えると前年対比で 70%ぐらいの成長性は最低でも見込めそうな感じです。

また、エヌビディア自身もコストが上がっている事を認めており、半導体メモリなどのコスト増によってエヌビディアの利益率が来年度は今年度と比べて 2%~ 3%ほどは下落するといっていました。来年も半導体メモリの価格は強気な状態が続きそうな感じです。

そして、データセンターを急ピッチで建設しているハイパースケーラーのバックログ(受注残)も現時点で2兆ドルを超える規模となっており、それに応えるために設備投資が急増していて、ハイパースケーラー上位5社の今年度の設備投資額は 8000億ドルを超える規模になりそうな感じであり、来年度に至っては 1.3兆ドルと今年度よりも 60%ほど増加すると想定されています。

データセンターの建設は来年も今年以上の規模で建設されていき、当然ながらそこには半導体メモリが必要となっていくことから、来年の半導体メモリの需要も大きいものがあると想定されます。

米国市場に上場している半導体メモリ企業で一番大きい企業はマイクロン(MU)です。そのマイクロンの今年度の予想 PERは 12倍程度となっていて非常に低い PERとなっています。そして、来年度の予想 PERに至っては 6倍程度となっていて、かなり低い PERです。

来年の半導体メモリの需要も旺盛なのであれば、マイクロンなどの半導体メモリ企業の株価も再び上昇基調になっていくのではないかなと思います。マイクロンは 9月30日に決算発表があります。その際の決算内容次第では再び株価上昇のターンへと動き出すかもしれませんね。

    

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