投資をしていると、時々大きく上昇した銘柄に出会うことがあるよね。例えば、過去のアマゾンやエヌビディア、最近だとマイクロンなどを初期のころから保有しておいて長期的に保有していれば多くの方は億万長者になっているよね。ただ買ってホールドしていればいいだけだから初期のころに買いさえすれば誰でも億万長者になれると感じるんだよね。

将来的に大きく上昇する銘柄を買えた人は凄いよね



買えただけでなく、ずっと保有し続ける事が出来れば凄いよね
こういった銘柄は確かに長期的にみれば大きく上昇しているのだけど、短期的にみると急上昇と急下落を繰り返していて、ホールドし続ける事は意外と難しいものなんだよね。50%以上の下落なんて結構な頻度で起こったりするから、あっという間に半値になったりするので耐え続けるのが難しかったりするんだ。
エヌビディアなんかも初期の頃に投資した事がある人は多いと思う。私もエヌビディアは、2017年に購入して、2018年には売却している。この当時は、「一生一緒にエヌビディア」というセリフが流行った時期でもあり、エヌビディアが盛り上がっていた頃でもあった。でも、浮き沈みが激しく、上昇しても急落を繰り返しており、手放した人が大半だと思う。
私も、この頃に投資したエヌビディア(1000万円ぐらい)を今でも保有し続けていたら、エヌビディアだけで楽々と数億円になっているのだから、売らなければ良かったのだけど、そんなに簡単には保有できないよね。
投資する資金量が多くなればなるほど数パーセント動くだけでも金額が大きく上下していき、10%近く動くようであれば、数百万円から数千万円が消し飛ぶことになるので、資金量が多くなればなるほど暴れ馬のように激しく上下するような銘柄はホールドするのが難しいんだよね。
かつて私はテンセントという中国株に投資をしていました。投資した資金は、170万円だったのですが、それが中国の成長とともに非常に大きく膨れ上がり、一時はこの 170万円が 1億円( 58倍)にもなってるぐらい暴騰していました。でも、1億円に到達したぐらいから大きく株価が下がり始めて、ドンドンとテンセントの評価額は減っていきます。気が付けば 1億円を超えていた評価額は 6000万円にまで激減していました。
わずか半年ほどで 4000万円も減ってしまうことになるんですよね。マンションが買えるぐらいの金額だよね。サラリーマンにとっては途方もない大金なんだよね。こうなると、これ以上は減らしたくないと思う気持ちが強くなるんだ。そもそも大きく株価が下がり続けているという事は、テンセントを取り巻く状況は非常に悪い状態であり、今後も下がり続けるかもしれないという雰囲気がすごく強い状態なんだよね。
なので、私は 6000万円になった時にテンセントを全株売却しています。売ってからもテンセントはさらに 32%ほど下落していたので、そのままホールドしていたら 6000万円が 4000万円になっていたのだから、きっと耐えられなくてかなり安い値段で投げ売りしていたと思います。そう思うと、まだ 6000万円で売却できただけでも良かったと思うべきなのかもしれませんね。
テンセントは、その後は時間が掛かりつつも上昇しており、私の売値よりも高い株価になっていますが、やはり資金量が多くなればなるほど下落時に耐えることは難しくなってくると思います。
あなたが年収 500万円ぐらいだったとして、10万円投資をして 500万円になったものがそこから暴落して 250万円になったとしたら、どうでしょう。これぐらいならば耐えれるかもしれませんね。250万円は大きな金額ですが、それでも働けば稼げる規模の金額です。
それが、200万円を投資して 1億円になったものがそこから暴落して 5000万円になったとしたら、どうでしょう。かなりキツイものがあると思います。せっかく 1億円にもなっていたのが 5000万円も減らしてしまうんですよね。普通のサラリーマンにとって、5000万円なんて簡単には稼げません。というよりも、普通のサラリーマンであれば 5000万円を貯める事すら不可能に近いです。
そんな大金が、あっという間に消し飛んでしまうと、さすがに多くの人は動揺が隠せなくなると思います。そして、5000万円が減ったとしても、まだ 5000万円も残っているんです。せめてこの 5000万円だけでも何とかして残しておこうという心理が強く働くから、多くの人は利益確定してしまうと思います。私も、そんな感じでした。
大きく上がった株が下がった時にホールドを続けるのって、本当に難しいと思います。投資している金額が、1000万円、2000万円、5000万円と規模が大きくなればなるほど、下落した時に減ってしまう金額は、働いて稼げる金額の何倍もの金額になっていきます。
大きく上昇して何十倍にもなるような銘柄は、下がる時には 20%~30%の下落なんて当たり前のように起きて、時には50%近い下落を引き起こすこともあります。そうなると、せっかく増やした資金を減らしてしまうのが勿体ない(怖い)と思う気持ちは、強くなっていきます。
「大きく上がる株をホールドすればいいだけ」と聞くと簡単なように聞こえるのだけど、実際には難易度が非常に高い投資行為なのだと思います。


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