米国と覇権を争っている中国。経済力も米国に次いで世界2位の規模となっており、技術力も年々進化していて、米国と激しく競っている分野も多くなっています。かつては日本でも中国株へ投資するブームがあり、私も色々な中国企業に投資をしていたこともありました。

中国の4大銀行が上場した時は日本でも IPOに参加できたよね



外国株といえば、中国株だったよね
かつての中国株では、インフラ銘柄が主力とされていました。北京国際空港、中国交通建設、浙江高速道路、華電国際電力、中国電信などの公共インフラ系が人気となっていました。時代が進むにつれて、ネット社会へと移行していき、テンセントやアリババなどのネット企業が台頭するようになってきていました。
スマホが普及し始めてからは、中国のネット社会を支配していたテンセントやアリババが中国株式市場の時価総額トップをお互いに長らく競う合う展開が続いていたのですが、最近になって長らく続いていたテンセントとアリババの時価総額ワンツーフィニッシュが崩れたようです。
「中国企業の時価総額ランキング」
| 順位 | 企業名 | 業種 |
|---|---|---|
| 1位 | CXMT | 半導体メモリ製造 |
| 2位 | テンセント | SNS、ゲーム事業 |
| 3位 | 中国建設銀行 | 銀行 |
| 4位 | 中国農業銀行 | 銀行 |
| 5位 | 中国工商銀行 | 銀行 |
| 6位 | アリババ | ネット通販 |
| 7位 | 中国銀行 | 銀行 |
| 8位 | CATL | 電池製造 |
| 9位 | 貴州茅台酒 | 酒造メーカー |
| 10位 | ペトロチャイナ | 石油メジャー |
テンセントとアリババを抑えて中国の時価総額トップに躍り出たのは、CXMT(長鑫存儲技術)という企業です。この企業は、半導体メモリを製造している企業であり、DRAM(パソコンやスマートフォンなどのメインメモリ:主記憶装置)では世界シャアが4位という規模の企業です。
テンセントやアリババは、一時は中国の時価総額上位を独走しており、世界の時価総額ランキングでもトップ10以内にランクインするほどの巨大企業だったのですが、習近平国家主席によるネット業界への弾圧(規制強化)によって徐々に体力が衰えていきました。
そんなテンセントやアリババを尻目に急上昇してきたのが半導体メモリを製造している CXMT(長鑫存儲技術)です。あれよあれよ、という間に中国の時価総額トップの座に上り詰めていきました。日本でも半導体メモリ企業のキオクシアが一時は日本の時価総額トップに躍り出たこともあったし、米国でも半導体メモリ企業のマイクロンが米国の時価総額トップテン以内にランクインするなど、今年に入ってからは半導体メモリ企業の躍進が目に付くようになってきていましたね。
CXMT(長鑫存儲技術)は、2026年の 7月に上場したばかりにも関わらず、半導体メモリの供給が需要に全く追い付いていないことで中国の半導体メモリ価格は大幅に上昇しており、業績が急激に拡大して記録的な利益を叩き出し、上場後すぐにテンセントを追い抜いて時価総額トップになるほどに急成長しました。
ずっと昔から中国株に投資をしてきた自分としては、あのテンセントが時価総額トップの座を譲り渡す時が来るとは思っておらず、時代は変化していくものだなと改めて思いました。


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