「投資で1億を達成する為には」というお話

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書店で投資本のコーナーをみていると、「100万円から1億円へ、〇〇流投資術」とか「サラリーマンがお手軽投資で数億円!」みたいな感じで、簡単に誰でも投資で1億円ぐらいに増やせるような雰囲気を醸し出している本がたくさん並んでいますよね。

やっぱり大きく増やすのには夢があるよね

でも、それはリスクと引き換えとなる不安定な投資だよ

こういったキャッチーなフレーズは投資をやってみようと思う投資家の心をくすぐり、何となく手に取ってしまう事が多いのですが、投資で1億円以上を作り上げようとするのであれば、入金力があるパワーサラリーマン(高収入エリートサラリーマン)か、個別株で大きく当てるか、の二者択一となってしまいます。

ある程度は投資経験を積んで、それからリスクを取って大きく増やしてみようと思うのであればいいのですが、最初から(初心者のうちから)、大きく増やそうと思って投資に取り組むと痛い目にあってしまう事が多いです。

入金力がある人は、淡々と余力資産を投資に振り分けて、インデックス投資(オルカンやS&P500)に突っ込んでいれば、いずれは1億円以上の資産になっていくだろうし、なにも無理をする必要もなく、いたって簡単に1億円を突破していく事になります。

でも、普通のサラリーマンが日々のお給料から少しづつ投資に振り分けているだけでは、1億円になんて届きません。そこに到達するには、背伸びをする必要があり、なかなかのリスクを取らないとたどり着かないです。

なので、基本的には「○○で1億円」みたいな投資本は読まないで欲しいなと思っています。特に、初心者のうちは読むべきではないと思っています。誰でも1億円という大台に憧れるものですよね。出来れば、そこにたどり着きたと考えていると思います。

しかしながら、リスクを取るという事は、せっかく築き上げたリターンを壊してしまうかもしれません。投資にリスクはつきものですが、普通のサラリーマンが1億円に届こうとすると、大きなリスクを取らないとたどり着かない事から、その際に取るリスクはなかなか大きなもの(危険な物)になっていきます。

例えば、わたしが1億円に最初の届いた時は、集中投資をしていました。1000万円の投資資金を200万円づつの5つに分けて、僅か5銘柄だけに投資をしていました。しかも、投資先は全て中国株にフルベットというマジで今考えるとかなりのハイリスクな手法でした。

この中の1つがテンセントという中国株であり、わずか170万円が 1億円以上にもなっていったのです。まあ、その後は爆発的に上昇した銘柄のよくあるお決まりのようにガツンと大幅下落をして、結局は6000万円ぐらいまで下がった段階で利益確定したのですが、それでも大きな結果(税金が1000万円ぐらいしたので手取りは5000万円ぐらい)となりました。

これ、上手く行ったからいいようなものの、なかかなハイリスクな投資方法だと思います。個人的にはお勧めしにくい投資のやり方だと思います。

結局、少ない元手を大きく増やそうと思うと、少し怪しい投資先(マイナーな投資先、人気のない銘柄、不安定な投資先)に突っ込まないと大きく増えないんですよね。そして、そういった投資先は当たればいいのですが、たいていの場合はハズレのケースが多く、上手く行かないことが多いです。

「投資で1億円」というフレーズには夢があり、本屋さんでもこういった投資本が多く売られていますが、うまく行った人よりもはるかに多くの人々が失敗して退場していっています。そして、失敗して退場した人々は声を上げることなく、静かに海の底に沈んで行くように誰にもつけずに退場していくのです。

投資をしている人々をみていると、皆が成功しているように見えます。自分よりも良いリターンを上げている人がたくさんいます。そういった人々をみていると「自分も同じようにリターンを上げたい」と思う気持ちが強くなって、気が付いたら、リスクを取り過ぎてしまっている事があります。

投資は、誰かと競争するものでは無く、自分自身の生活を少しでも豊かにするためにするものです。なので、あまり周囲を見過ぎずに、自分のペースを守る事を心掛けてくださいね。

    

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