ドル円相場は、1ドル161円台を突破しており、かなりの円安ドル高水準になってきました。過去(2024年)には、この水準で為替介入を行っており、またこのタイミングで日米の財務大臣がオンライン会談を行って為替介入についての協議を行っている事などからも、そろそろ為替介入が行われそうな雰囲気になってきました。

162円台に届きそうになると介入が行われそうだよね



介入によって、一時的には円高に振れるかもしれないね
ドル円相場が、162円台に近づくか、もしくは162円台を突破してくると為替介入の可能性が非常に高くなってくると思います。最近の為替介入の時にも、160円台~161円台あたりで為替介入を行っており、今回もこの水準、またはこの水準を突破していくようであれば為替介入を行ってくるのではないかなと思います。
では、近年の為替介入の時期とその水準を確認してみましょう。
| 時期 | 介入規模 | 介入時の相場 | 介入後の変動幅 |
|---|---|---|---|
| 2026年4月28日~5月27日 | 11兆7349億円 | 1ドル160円70銭 | 5.5円~6円の円高 |
| 2024年7月11日~7月12日 | 5兆5348億円 | 1ドル161円76銭 | 4.5円~5円の円高 |
| 2024年4月29日~5月1日 | 9兆7885億円 | 1ドル160円24銭 | 5.5円~6円の円高 |
いずれも為替介入が行われると、5円~6円ほどの円高水準になっていきます。例えば、162円で為替介入が行われたとすれば、156円~157円ぐらいまで円高に振れるという感じですね。
ただ、円高に振れるのは一時的なものであり、1か月ほどすれば元の為替水準ぐらいにまでは戻ってくることになるケースが多いです。介入により円高に振れる事があっても、それが長続きするという訳ではなく、現状の円安水準になる要因が根本的に取り除かれないようであれば、円安水準が継続していく感じです。
現在の円安水準になっている要因には、日米の金利差がやはり一番大きいです。先日、日銀が利上げを行い、日本の政策金利は1%となっていますが、それでも米国との金利差はまだ大きく、米国が3.5%~3.75%となっているので、2.5%ぐらいの開きがあります。
従来では米国は徐々に利下げに向かうと考えられていましたが、現在では年内には1回程度の利上げの可能性が高くなっており、そうなると更に日米の金利差が開くことになるので、円高に振れるよりも円安に振れやすい傾向になっています。
なので、為替介入によって一時的な円高を作れたとしても持続性はなく、米国の政策金利が依然として高く、また日本は利上げのペースに慎重な姿勢を崩していない事から、再び円安に戻ってくる感じとなりそうです。
私達米国株投資家からすると、円安に振れた方が円換算した投資資産額が増えるので円安の方が有難いです。そして、円安傾向は今後も暫くは続きそうなので、為替介入によって一時的に円高になったとしてもあまり慌てる必要はないと思います。


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