大阪万博（EXPO2025）体験記１０（住友館、夜のサウジアラビア館）

5月15日に行った５回目の大阪万博体験記です。万博のパビリオンは、本当に数が多い。今まで５回行ったので沢山回っているんだけど、それでもまだまだ回った事がないパビリオンも多く、パビリオン全部を回ろうと思うと何回行かないといけないんだろうね。

さて、今までの万博への入場予約は９時だったのですが、今回は１０時の入場予約しか取れませんでした。万博の人気がドンドン上がってきて予約も取りづらくなっていますね。今回は、入場すると真っ先にヨルダン館へ行きました。ヨルダン館は一度いった事があるのだけど、妻はヨルダン館に行った事が無い（基本的には妻と一緒に行っているけど、たまに一人で行く日もある）のでヨルダン館に行ってみました。

館内の紹介は以前のブログで書いているので省略して、今回はヨルダン館のお土産屋で買ったお菓子のご紹介。バグラヴァという中東のお菓子で、なんとなく気になって買ってみたんだけど、これがめっちゃ美味しかった。ひと箱 1250円でした。

バクラヴァって初めて食べたけど、凄く美味しかったよ。色々なタイプが入っていて、サクサクした触感の物から、しっとりとした触感の物もあって、バラエティ豊かで面白かったよ。見た目はそれほど美味しいと思えないような感じなんだけど、あっさりとした甘みがあって噛むとじわっと甘さが広がっていく感じで美味しかったです。

さて、次は何処に行こうかと歩いていたら、WASSE（メッセ）というホールで韓国のイベントフェアをやっているみたいだったので入ってみました。イベントホールで韓国を紹介するフェアをやっていたみたいで、韓国食品の試食や韓国アイドルのライブ、観光地の紹介などもやっていました。

WASSE（メッセ）というホールでは、数日ごとに入れ替わりで何かのフェアをやっているみたいで、色々な体験や試食などが出来る時もあるみたい。パビリオンの行列に並ぶのが疲れた時などは、こういったフェアにふらっと訪れてみてもいいかもしれないね。

次は、当日予約をしていたブルーオーシャンドームへ行きました。ブルーオーシャンは最初に展示をみて、その後は映像を見るシアターへ移動する事になります。所要時間は30分ほどになります。

ブルーオーシャンドームは、穏やかな時間が流れているパビリオンでした。水の大切さを問うような内容となっていて、緩やかな映像が薄暗いドームシアターで流れているので、万博会場で歩き疲れた体で臨むと少し寝てしまいそうになるぐらいなまったりとした雰囲気でした。

次に訪れたのは、国際機関パビリオン。５つの国際機関の共同パビリオンで、東南アジア諸国連合（ASEAN）や国際核融合エネルギー機構（ITER）、国際科学技術センター（ISTC）などが出展しています。展示が中心のパビリオンとなっています。

次は、ブラジル館へと行ってみました。ブラジル館は独特の感性を持っているパビリオンで、少しアート寄りの展示となっています。外のカフェに売っているコーヒーなども美味しそうだったよ。ブラジル館では入場するのに 10分ほど待って、館内では 10分ほど滞在していたよ

ブラジル館を出た後は、次に予約を取っていたパビリオンまで時間があったので、コモンズ館でブラブラと時間をつぶしていたよ。コモンズ館には色々な国が展示をしているので、どこの国の展示だったのか忘れたけど、印象深かったものを写真に撮ってみたよ。

さて、そうこうしているうちに予約していたパビリオンの時間になりました。本日のメインイベント。住友館です。住友館は大人気パビリオンの１つで予約困難なパビリオンだったのですが、なんとか運よく７日前予約でゲット出来ました。

住友館では、１グループに１つランタンを貸し出してくれて、そのランタンを持って森の中を探索する事になります。森の中ではランタンをかざしたり、ランタンを置いたるすると、イベントが発生して、森の中の様々な物が連動して動いてくれるようになります。ランタンをどこに置けばいいのか？どこにかざせばいいのか？は各自で探しながら歩いて行く形となっているので、とてもワクワクします。

かなり広い森となっていても、各自で自由に好きなように回って、ランタンを色々な所にかざしながら森の中を探索していく事になるのですが、これが本当に面白かった。今までいったパビリオンの中でも上位１位～３位にランクインするぐらいの素晴らしいパビリオンだったと思います。

住友館は、ランタンを持って自由に森を探索するエリアと、後半は映像をみるパフォーミングシアターのエリアに分かれていて、森のエリアは写真・動画撮影可能だけど、シアターは写真・動画撮影は禁止されているよ。森のエリアも非常に楽しいのだけど、後半のシアターも凄い素晴らしくてシアターだけでも充分に価値があると思えるぐらいの完成度なんだ。

パフォーミングシアターは２重スクリーンになっていて、一層目は薄いミストの膜に映像を映し出していて、後ろのスクリーンまでの間の舞台でダンサーが踊っていて、２つのスクリーンとダンサーが融合して芸術的な美しさと立体的な画像の素晴らしさが展開されているんだ。空間に漂う⾵や霧が来場者の感覚を揺さぶり、複層の映像スクリーンと⾳楽・⼈が融合する⼤迫⼒の演出でここの映像は本当に感動するぐらい素晴らしかったよ。

住友館は、自由に森の中をランタンを持って探索しながら楽しめるエリアと、複数のスクリーンとダンサーが融合するパフォーミングシアターのエリアの両方ともが素晴らし過ぎる出来栄えで、予約困難な大人気パビリオンなのが納得できるパビリオンでした。写真や映像では、なかなか伝わりにくいので、ぜひぜひ現地で体感して欲しいと思います。

住友館を出た後は、次に予約をしているシグネチャーパビリオン「いのちの動的平衡館」まで時間があったので、コモンズ館の中にあるブルンジ共和国で売っている「おからと米粉のカヌレのパフェ」を食べてみました。

美味しいパフェを食べているうちに、予約の時間が近づいてきたので「いのちの動的平衡館」に行きました。このパビリオンは、暗いドーム状の建物の中で中央の展示物に映し出される映像（動き）を見ながら命について（生命の神秘性について）を考えさせてくれるパビリオンとなっています。ちょっと哲学的な感じでした。

写真と撮ってみたけど、よく分からない感じの写真になっています。なので、公式サイトから動画をダウンロードできるので、そちらの動画も参考にどうぞ。でも、これを見るだけでは分かりにくいかもしれませんね。

「いのちの動的平衡館」を見終わったら、もう20時を過ぎていたので帰ろうと思ったのだけど、夜のサウジアラビア館も綺麗だというのをSNSでみたのを思い出したので、サウジアラビア館に行ってみました。夜のサウジアラビア館は昼の白い巨大な壁に覆われて雄大な姿とは違って、白い巨大な壁をスクリーンにしてプロジェクションマッピングが行われていて、幻想的な雰囲気になっています。サウジアラビア館は、昼と夜の２回訪れて欲しいと思う素敵なパビリオンでした。

昼の白い壁に覆われたサウジアラビア館も神秘的で素敵だけど、夜のサウジアラビア館も凄く良かったです。ここは、昼と夜とでは違う顔を見せてくれるパビリオンなので、出来れば昼夜の２回訪れて欲しいパビリオンでした。

今回行ったパビリオンの中では、住友館と夜のサウジアラビア館が良かったです。住友館は予約を取るのがなかなか難しいかもしれませんが、当選したら是非とも行ってほしいです。１回では森の中の探索ですべてを見つける事が出来なかったので、また行ってみたいと思いますが、予約が取れる気がしないので当たればラッキーぐらいで、いつか申し込んでみようと思います。

それと、夜のサウジアラビア館は時間帯によっては中央のステージみたいなところでライブをしているみたいです。映像をみながら現地の生演奏の音楽を聴けるなんて凄く素敵だと思います。夜のサウジアラビア館もぜひ行ってみて欲しいし、私ももう一度行ってみたいと思います。

万博は10月13日までやっているので、まだ４か月ほどあるので、ぜひ皆さんも行ってみて、色々な体験や感動を味わってみてくださいね。

　　　　

↓↓↓過去の万博の記事はこちらからどうぞ↓↓↓