トランプ氏は利下げを行う

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トランプ氏が大統領に当選する可能性が高まってきたことからトランプ氏の政策やトランプ氏が政権を取った際の経済予測に注目が集まるようになってきました。今まで以上にトランプ氏の発言に相場が左右される展開になっていきそうですね。

ビジネスマンなので駆け引きが激しそうだね

トランプ氏にとっては取引や駆け引きはお手の物だよね

今はまだ大統領になっているわけではなく、大統領選挙において有利とされているトランプ氏も今後の状況次第では足元をすくわれる可能性があるため、自身の票固めに邁進しています。そんな状況の中で発言した内容に「大統領選挙が終わるまで利下げをするべきではない」というのがあります。

トランプ氏にとっては現職のバイデン政権の時に景気が悪くなってくれた方が有難いので、あまり早くに利下げを行って景気を下支えする事でリセッションを回避されると困ります。なので、「今は利下げをするべきではない」という発言を行っていますが、利下げ自体に反対しているという訳ではないです。

トランプ氏にとっては、自身が政権を取った時に景気が悪くなったり、株価が下がったりすることが起こる事は避けたいです。なので、トランプ政権になった時には利下げを強く主張していく事になるはずです。

前回のトランプ政権の時も、自分が政権を取っている時に景気が悪くなるのは困るので、FRBに対して強く利下げを強要するように圧力を掛けていました。FRBは景気が悪くなれば当然ながら利下げを行うのですが、それほど景気が悪い状態では無ければ様子を見ることが多いです。

前回のトランプ政権はFRBが様子を見ているうちに景気が悪くなると困るので、執拗にFRBに対して利下げを迫っていました。度重なるトランプ氏からの圧力に屈する形(妥協する形)で、FRBは「予防的利下げ」を実施する事になりました。

利下げをするほど景気が悪化しているわけではないけれども、今後に景気が悪化する可能性を考慮して、予防的に利下げを行う事で経済を下支えするという事になりました。

トランプ氏は自分が政権を担当している時の経済状況や株価の状況を非常に気にします。なので、景気の悪化や株価が下落するとそれを改善するためにすぐに手を打ちます。自身が出来ない行為(例えばFRBに権限がある政策金利の決定など)に対しては会見などで名指しで批判して圧力を掛けていきます。

このあたりのネゴシエーションについては一流のテクニックを持っているトランプ氏にとっては自分のやりたい状況に沿うように交渉していくのはお手の物です。

現状の発言だけをみていると、トランプ氏に対して利下げに否定的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、トランプ政権になれば、FRBに対して利下げを強く要求する可能性は高いと感じます。

トランプ政権になれば、利下げのスピードは加速するのではないかなと思っています。

    

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