今年も残すところ3ヵ月になりましたね。今年最後の四半期なので資産増加に向けてラストスパートと行きたいところですが、株式市場には暗雲が立ち込めていて、ちょっと困った展開になっていますね。
米国では、景気が悪化しつつあるのにインフレ退治に乗り出さないといけない。ウクライナ問題では、ロシアは強気の姿勢を崩しておらず、支配地域の占領を引き下がる気配もないので、ウクライナ侵攻は長期化になりそう。ロシアと欧州の亀裂も深くなっており、エネルギー問題で欧州の経済も深刻な影響が出そう。あらゆることに対して混乱要素が沢山です。
今年の株式市場は厳しい状況が続きそうですね。
では、前回に資産の確認をしてから3ヵ月が経過したので、恒例の投資資産の状況を確認していきたいと思います。
私の投資資産の損益と保有株の状況
2022年9月末時点(9月30日時点)での私の投資資産を確認してみましょう。
2022年6月27日時点 → 2022年9月30日時点
- S&P500(-8.0%)
3900.11 → 3585.62 - NYダウ工業(-8.6%)
31438.26 → 28725.51 - ハンセン指数「香港市場」(-22.5%)
22229.52 → 17222.83 - よしぞう資産 (+0.7%)
95,382,653円 → 96,096,897円
ちなみに、前回集計した6月末はこんな感じでした ↓↓↓
第3四半期(6月~9月)においては、指数は全て下げています。米国株市場のダウもS&P500も8%の下落をしており、ハンセン指数(香港市場)にいたっては22%の下落と大幅な下落を記録しています。
そんな中で、私の投資資産はほんのわずかとはいえプラスリターンなんですよね。凄いな~と思っていたら、私が凄いのではなく、円安のおかげだというタダのラッキーパンチです(笑)
なんだ、全然凄くないやんw
減っていないだけマシだよね(^_^;)
6月末~9月末の間に為替レートは、1ドル135.01円から1ドル144.75円にまで円安になっており、為替だけで7.2%の上昇となっています。米国株の指数が8%の下落をしているので、為替変動だけでほぼそれらを帳消しにしている感じですね。
とはいえ、為替レートの変動を考慮しても、指数の動きよりも1%ぐらいはリターンが良いのは喜ばしい事ですよね。
指数よりもリターンが良かったのは、6月に保有株の大半を売却してキャッシュにしていたのでダメージを受けていないという事が大きいですね。この3か月間に関しては、キャッシュ・イズ・キングだったのではないでしょうか。
6月末~9月末までの四半期の状態
前回の6月末に投資資産を確認した時点ですでにキャッシュが豊富な状態であり、この四半期ではほとんど動いていないのですが、唯一の動きがNISA口座で保有していたテンセントを売却して、しばらく経ってから再びテンセントを特定口座で少し買い戻している事ですね。その時の記事がこちらです。
NISA口座のテンセントを売却したのは、購入してから5年が経過するので来年も保有を継続するならばロールオーバーする必要があるのですが、NISA口座で継続保有するつもりがなかったので、今年中にはテンセントを売却する必要がありました。
オールオーバーせずにそのまま特定口座に動かす事も出来たのですが、個人的には、9月以降に米国株を中心に世界的に株安になっているだろうと想定しており、そのまま今年度は低迷していると感じたので、NISA口座のテンセントを売却しておきました。
テンセントを買い戻す際には、9月以降に買い戻す事を想定していたのですが、売却時よりも10%以上さがっているのをみていると「かなり安くなったのではないか」という想いが湧きあがってきて、とりあえず一部を買い戻してみました。
結果としては、買い戻した水準よりも更に現在は下落しているので、少し早く買い戻し過ぎたのかなと思っています。
でも、早めにNISA口座のテンセントを売却しておいたので、しっかりとリターンが取れたことは良かったことだと思います。
現在のポジションと保有株のリターン
現在のポジションはこんな感じです
「保有株の割合(保有金額)」
(キャッシュは外貨建てMMFを含みます)
S&P500投資信託 21.0%(2021万円)
マイクロソフト 2.4 %(232万円)
アマゾン 2.0%(196万円)
アリババ 1.9%(186万円)
テンセント 1.5%(147万円)
投資用キャッシュ 71.0%(6825万円)
「保有株のリターン(平均購入単価)」
アマゾン 71.6%上昇(85.01ドル)
S&P500投資信託 22.8%上昇(15,102円)
マイクロソフト 2.1%下落(283.10ドル)
テンセント 4.0%下落(289.55香港ドル)
アリババ 57.7%下落(250.75香港ドル)
現在の状況と今後の見通し
さて、現在はキャッシュが71%もあるので、キャッシュが豊富な状態となっています。
6月に保有株の大半を売却した際には、9月以降に再度株価の下落があるだろうと思っていたのですが、自分が思っていたよりも6月末~8月末にかけてのサマーラリーの勢いがよくて想定以上に株価が戻していました。
なので、米国株は9月に下落をしているけれどもサマーラリーで株価を戻している分だけ下落のダメージはマシになっており、私が想定していたよりは踏んばっていると感じています。
ただ、それでも今後の見通しは暗いのではないかと思っています。
今はまだ各企業の業績は強気な想定を維持したままです。今後、景気が悪化していくにつれて業績の下方修正が増えていくと思います。業績の低迷に加えて、金利はインフレのために引き上げないといけないというハードモードの状態で、今後の株式市場が持ちなおすという見通しがみえません。
米国株式市場は更なる下落に突入していくだろうと想定しているので、今後は下がるにつれて段階的にキャッシュを投下して買い増していこうと思います。
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