イスラエルによるイランの核施設攻撃。これに対してイランもイスラエルにミサイルを数百発発射しており、報復の連鎖となって緊張が高まっています。宿敵同士のイスラエルとイランの関係に悪化に加えて、中東の不安定さも重なって、金融市場にも大きな動揺が走っています。

有事になると株式などの資産は売られてしまうね



その代わり、安全資産と呼ばれるものが買われていくね
有事などの国際情勢などが不安定な際には安全資産と呼ばれているものが買われる傾向にあります。一般的に、安全資産と呼ばれているのは、金(ゴールド)や米国債券などです。
現在の私のポートフォリオには米国長期債券ETF(2621)を保有しているので、こういった有事の際には米国長期債券ETFが下落する資産のストッパーとなってくれる・・・はず・・・



なんで、お前も株式と一緒に下がっているねん
セオリー通りに金(ゴールド)は、今回もしっかりと上昇していますが、米国債は下がっています(金利は上昇)。
種目 | 株式 | 米国債券 | 金(ゴールド) |
---|---|---|---|
騰落状態 | 下落 | 下落 | 上昇 |
基本的には、株式と米国債券は逆相関(反対の動きをする)の作用が働き、債券と株式を併せ持つことで双方の値動きを補完し合う効果が期待できるはずなのですが、最近は株式が下落しても債券も同じように下落するなどのダブルで下落する事も多く、全然補完効果が発揮されていません。
債券価格は、インフレ問題で下落して、関税問題で下落して、イスラエル問題でも下落しており、最近は全くいい所がなく、ボロボロですね。全く安全な資産ではなくなっていて、私のポートフォリオの中では完全なお荷物状態です。
そろそろ本領を発揮してくれるはず・・・と期待しながらも常に期待を裏切られ・・・どうしたものだか。
いや、きっと、そのうち彼は本気を出してくれるはずさ・・・と願いなら、1年半ほど経っているけど、いまだに彼は起きる気配がないです・・・
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