明日の18日と翌日の19日に開催される日銀の金融政策決定会合において、マイナス金利を解除する方向性で調整しているようだと共同通信社が報じていました。ついに日本は長らく続いた金融緩和を終了していく方向に舵を切っていくようです。
ついに日本の金利が上がっていくんだね
異例ともいわれたマイナス金利が終了する歴史的な瞬間だね
1999年から始まったゼロ金利政策。そして、その後も経済は回復することなく、ついに2016年から始まったマイナス金利政策。バブル経済崩壊で大きく傷んだ日本経済の象徴とも言われた金融緩和政策がついに転換する時が来たのです。
日経新聞も、日銀は現在のマイナス金利(-0.1%)を引き上げて、0%~0.1%に設定することが有力となっており、同時に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)も撤廃する方針だと報道していました。
日本は金融緩和終了に舵を切り、そして米国は金融緩和(利下げ)へと舵を切っていくことになり、私が想定していた展開(誰もが想定していた通りだけどね)になってきました。
・・・が、しかし、マイナス金利が解除されると報道された後のドル円相場はなぜだか円安に・・・
なんでやねん!円安に進んでいるやないか!
ドル円相場は、前日比0.5%上昇して1ドル149.03円となっていて、円安ドル高に振れていました。
今までは、日米の金利差が開いていたことから円安ドル高になっていたので、日銀が金融緩和を終了するということは日米の金利差が縮まっていくことになるので、日銀が金融緩和終了を発表したら当然ながら円高に振れていくと思っていたのですが、実際には全く逆の動きとなっていました。
日本が金融緩和を終了して米国が利下げをすることが濃厚だったからこそ、私は米国長期債券ETFにガンガンと突っ込んでいったのですが、米国長期債券ETFが上昇するためには円高ドル安(米国長期金利が低下)になってくれないと困ります。
私的には、待ちに待った日銀の金融緩和終了。これによって、円高ドル安に進むと思っていたのですが、実際には見事に期待を裏切られて、ドル円相場は円安ドル高に振れていました。
やっぱり、相場なんて読めないですね
思い通りにはいかないものですね。円高ドル安に振れていくと思っていたからこそ米国長期債券ETFに賭けていたのですが、見事に裏切られています(笑)。
米国の利下げも、当初は今年に4回~6回ほど実施すると想定されていましたが、今では「早くても6月から実施。年間最大で3回の利下げ」という感じにトーンダウンしています。それどころか、経済指標が強い状況が続くと年内の利下げすら行われない可能性が出てきています。
「経済は生き物」と言われていますが、本当に自分が思っているようには動いてくれないものですね。
全然上昇してくれない米国長期債券ETFを大量に抱えながら悶々としています(笑)。
コメント
コメント一覧 (2件)
よしぞう様
初めまして古賀です。
円安ドル高に振れてしまい私も「?」と思いました。
全然上昇してくれない米国長期債券ETFを抱えながら悶々としています(笑)
ちなみに以前TMFでもひどい目にあいました(涙)
初めまして、おはようございます古賀さん。
「?」ってなりますよね。金融緩和が決定したら当然ながら円高に振れると思っていました。
円高になると思ってワクワクしながら為替相場をみて、呆然としてました(笑)。
もう少し我慢すれば、米国長期債券ETFの時代がくると思いながら、頑張ってみます。