強者と強者が手を結び、更に巨大になる

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エヌビディアの半導体を仕入れてクラウドを急拡大しているアマゾンやマイクロソフト、グーグルなどのクラウド大手企業。そして、高性能生成 AI を開発する為にガンガンと開発を進めているオープン AI。チャットGPTに代表される生成 AI は、労働環境を大きく変化させる可能性のある新しいツールとして非常に注目を集めています。

AIが本当に私達の仕事の代わりを担う時が来るかもしれないね

便利になっていく反面、人間が不要になっていくのも怖いよね

今、生成AIの先頭を走っているオープン AI は、マイクロソフトから出資を受ける(開発資金を提供してもらう)代わりにクラウドの利用先をマイクロソフトだけにするという独占契約を結んでいたのですが、それを少し前の契約交渉から外すことになり、オープン AI は他のクラウド企業を使う事が認められ、それを皮切りにグーグルなどともクラウド使用契約を結ぶようになりました。

そして、先日にはクラウド最大手企業のアマゾンとオープン AI が契約を結び、380億ドル(5兆9000億円)の契約を締結して、オープン AI は7年間に渡りアマゾンが保有するエヌビディア製の高性能半導体を搭載したサーバーを利用する事になりました。

オープン AI は、生成AIに対する相次ぐ利用増加と新たな開発の必要性から大量のクラウドを必要をしており、マイクロソフト1社だけでは賄え切れなくなっているようです。

大手クラウド企業のシェア率と直近(今年)にオープン AI と結んだ契約金額

項目アマゾンマイクロソフトグーグルオラクル
クラウドシェア率30%20%13%3%
契約金額380億ドル2500億ドル契約金額非公開3000億ドル

生成 AI を利用する企業が増えれば増えるほど、オープン AI は規模を拡大する必要があり、そしてその受け皿となるクラウド大手企業は更にクラウドを増強させていく必要があります。

クラウドというインフラを支配しているハイテク大手企業は、巨額の資金力を背景にデータセンターを次々と建設しており、今から追い上げようとする企業にとっては巨額過ぎる設備投資が必要となる事から他の企業を寄せ付けない状態になっています。

他社が追いつけないワイドモード(経済的な堀、エコノミックモード)を持っているクラウド企業は、今後も生成 AI が使われ続ける限り、独走を続けていきそうな気がしています。

   

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