強者が更に強者になっていく

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米国株市場を牽引しているのは、神セブン(マグニフィセントセブン)と呼ばれる銘柄たちです。マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット、テスラ、エヌビディア、メタが米国市場を引っ張っており、S&P500の値動きなどはこの7銘柄が大きな影響を持っています。

この7つの銘柄のどれかに投資した事がある人は多いよね

私も、アマゾンやマイクロソフト、エヌビディアに投資しています

これらの企業は、すでに巨大企業となっているのですが、今後も世界で覇権を取り続けるために、日々成長を続けて他社の追随を許さない体制を作り上げようとしています。

それぞれの得意分野で独占的な地位を作り上げているだけでなく、将来有望な市場においてはこれらの企業がしのぎを削って次のスタンダードを自らが手に入れようと目論んでいます。

最近であれば、AIブームに注目が集まっており、AIに関連する企業にこぞって資金を提供したり・買収したりしながら、その分野で主導権を握れるように動き出しています。

AI技術で一番注目を集めている企業と言えば、「オープンAI」が一番有名ですよね。一大ブームを巻き起こしたチャットGPTを開発・公開して、世界中の注目を集めた企業です。

そのオープンAIが、資金調達を行う予定にしており、その資金を提供する企業にエヌビディアが名乗り出ているようです。AI半導体を独占しているエヌビディアがオープンAIを味方につけて更に勢力を伸ばそうとしているようです。

オープンAIには、マクロソフトが多額の資金を投入しており、2023年には100億ドル(1.4兆円)を終始するなどオープンAIとマイクロソフトは蜜月関係にあります。

そこに、エヌビディアも割り込んでいって、オープンAIとの関係を強化してAIブームの主役の座を維持しようとしているようですね。

また、アップルもオープンAIと提携しており、アップルは「アップルインテリジェンス」と呼ばれる新しいAI機能にChatGPTを組み込む見通しです。そして、アップルも今回の出資に関して名乗りを上げて協議をしているようです。

世界の時価総額1位~3位の企業がこぞってオープンAIに出資をして、現在の地位を更に強固にしていこうとしています。

資金力があり、支配力もある企業が、技術を持つ新興企業に食い込んでいき、強き者が更に強くなっていく事で長く市場を支配していく事が出来ます。

現在の米国巨大テック企業は、その繁栄を今後も続けていくために豊富な資金を惜しまずにつぎ込んで次世代も支配していく体制を作ろうとしています。現状では、米国巨大テック企業に投資をしておけば、高確率で安定した成長性の恩恵を受ける事ができそうな感じですね。

     

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