投資信託も時代によってベストな選択肢は変わっていく

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アクティブな運用を好んでいた私は、個別株中心の運用をしており、集中投資や中国株などのリスキーな投資をする事が多かったです。投資信託をメインに入れ出したのは、FIREを意識し始めた頃からであり、従来は攻撃的なスタンスでした。

ただ、毎月の積立に関しては投資信託で運用しており、当初は中国株投資信託で運用していて、2016年からは中国株投資信託を解約して、米国株投資信託に切り替えて運用していました。

ずっと中国株投資信託だとチャイナリスクを被弾していたね

あのままだったら危なかったですね

投資にもブームや流行などがあって、その時代時代によって、人気のある投資先などがあります。でも、その人気のある投資先も人気の持続が未来永劫続くわけではなく、色々と流行廃りが入れ替わっていくものですよね。

今回は、私が投資した事のある投資信託についてのお話です。

目次

アクティブな中国株投資信託

投資信託に積立をするようになったのは、2009年からです。毎月2万円を「JF・チャイナ・アクティブ・オープン(途中でJPM・チャイナ・アクティブ・オープンに名称変更)」と「住信・チャイナ・リサーチ・オープン(孔明)」という中国株投資信託で積み立てていく事にしました。

当時は投資信託の商品自体も少なかったのであまり気にしていなかったのですが、今確認してみると、手数料や信託報酬がメッチャ高い!

JPM・チャイナ・アクティブ・オープン
購入手数料   3.3%
信託報酬    1.859%
信託財産留保額 0.3%

住信・チャイナ・リサーチ・オープン(孔明)
購入手数料   3.3%
信託報酬    1.98%
信託財産留保額 0.3%

どっちも購入手数料が3.3%も掛かるやん! もしも、100万円買うなら3万3千円、1000万円買えば33万円が無条件で取られてしまうよ。

そして、信託報酬も1.8%~1.9%もあるから、それだけで毎年リターンが削られていくよね。

アクティブファンドを選んでいたのでコストが高いのは仕方がないのですが、なかなかシビアな設定の投資信託を選んでいたものですよね(笑)。まあ、当時は今のように低コストで選択できる投資信託も少なかったからね・・・と言い訳をしてみる。

この2つの投資信託は2009年6月~2016年11月まで積立しながら保有していました。その後は、2017年1月に両方とも全額解約して、米国株インデックスに乗り換えたのでした。

いつの間にか償還されていた

「JPM・チャイナ・アクティブ・オープン」と「住信・チャイナ・リサーチ・オープン(孔明)」の2つの投資信託。2009年6月~2016年11月まで毎月2万円ずつを積立をしており、合計で180万円を積立しました。

これを2017年1月に解約して現金化した際には、220万円になっていたので約22%ほど増えた事になります。

中国株でしかもアクティブファンドに投資をしていたのだけれども、リスクをしっかりとクリアして増やす事が出来た事を考えると上出来だったのではないでしょうか。

最近になって調べてみて気が付いたのですが、「JPM・チャイナ・アクティブ・オープン」は私が解約した後に、いつの間にか償還となっていました。2020年12月には償還となり、投資信託としての運用は終了していたようです。

ただ、この償還の時期が抜群でしたね。「JPM・チャイナ・アクティブ・オープン」の償還までのチャートをまずは見てくださいね。

それなりに右肩上がりのチャートになっていますよね。リーマンショック前の高値掴みや変なタイミングで売買しない限りは、この投資信託で運用していてもちゃんとリターンを確保できていたと思います。

ただ、この投資信託が償還を迎えた後の相場は悲惨な相場環境となっており、ダダ下がりの相場です。

こちらが、償還された以降の中国株の主要指数のチャートです。

下がり続けており、綺麗な右肩下がりのチャートとなっていますね。

こうやってみてみると、「JPM・チャイナ・アクティブ・オープン」は非常によいタイミングで償還されていますね。

当時はまだ信託報酬が高かった

さて、話を元に戻すと、私が毎月2万円の積立先を中国株の投資信託から米国株の投資信託(インデックスファンド)に乗り換えたのは2016年12月です。この時に私が選んだ米国株投資信託は「i-mizuho米国株式インデックス(途中で、iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドに名称変更)」でした。

数ある米国株投資信託の中でも、この投資信託を選んだのは、インデックスファンドで一番信託報酬が低かったからです。

その当時の信託報酬は、0.6156%でした。

えっ、高くない?

当時は、これが最安値だったんだよね

その後に、信託報酬の引き下げなどがあって0.6156%→0.405%と信託報酬が下るのですが、それでも今のインデックスファンドの低コスト競争を考えると、高い信託報酬だと感じますよね。

その後は、しばらく積み立てたまま放置をしていたのですが、米国株投資信託にはスター選手が登場する事になります。それが皆さんもご存知の「eMAXIS Slim米国株式」です。低コストを武器に、他を圧倒する低い信託報酬で、あっという間に投資信託の主役に躍り出ましたよね。

私が積み立てていた「iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド」の信託報酬が0.405%だったのが、「eMAXIS Slim米国株式」の信託報酬は衝撃の0.0968%でした。

近年は有難い事に、私達投資家にとっては便利な投資信託が出てきてくれるようになりましたよね。

まとめ

時代が進むにつれて、投資環境も色々と変化していきます。私達投資家に有利な商品なども新しく販売されていく事もあります。

昔は、米国株などは特定口座に対応しておらず、一般口座でないと買えませんでした。楽天証券などのネット証券でも、米国株が特定口座に対応する様になったのは、2015年頃からです。なので、ニューヨーク証券取引所にアリババが新規上場した際に私が購入した時は、一般口座での購入となりました。

それが、今では特定口座で買えるようになり、利便性も向上しています。

NISA口座も、昔は5年間の期限が過ぎれば一般口座に移動となっていました。ロールオーバーという制度すらなかったです。

NISA口座も色々と改正されていき、5年経過後は特定口座に移動されるようになり、ロールオーバーという仕組みも出来ていくようになりました。そして、来年からは新NISA口座が誕生していき、ますます私達投資家にとって便利な制度となっていきましたね。

投資信託なども、高かった信託報酬も徐々に低くなっていき、私達投資家のとって便利な投資信託が増えてきたと思います。

時折、情報収取を行いながら、常に情報をアップグレードして、有利な商品を選んでいけるようにしていきたいですね。

    

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 記載ミスだと思いますが、「eMAXIS Slim米国株式」の信託報酬が笑劇のぼったくりになってますよ。

    • おはようございます。星野さん。

      ご指摘、ありがとうございます!
      全く気が付いていませんでした。
      めっちゃぼったくりになっていましたねw
      修正しておきました。ありがとうございます。

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