先週はトランプ大統領の関税発表から中国の報復関税発動と負の連鎖が続いたことで米国株だけでなく世界同時株安となって投資家にとっては悲惨な1週間となりましたね。先週の1週間だけでダウは 7.8%の下落、S&P500は 9.0%の下落、ナスダックは 10.0%の下落となっていて久しぶりの大幅下落となっていました。

報復関税の応酬から世界的に不景気が進んで行きそうだよね



インフレと景気悪化が同時に起こるスタグフレーションだけは避けたいね
米国株市場は先週に連続で大きく下がった事によって、ナスダックは高値から 20%を超えて下落している弱気相場に突入しており、このまま下落が続けば S&P500なども弱気相場入りに突入しそうな雰囲気になっていますね。
今のところ、ダウは高値から 14.8%の下落、S&P500は 17.4%の下落、ナスダックは 22.7%の下落となっています。
今後も、欧州などが報復関税を打ち出してくれば、更なる下落の可能性もある事から株式市場の雰囲気は弱気一辺倒となっていますね。
米国の関税に対して報復関税の応酬となり、世界経済は一斉に委縮して大不況が訪れて、2025年度版世界大恐慌が引き起こされるというお話もチラホラとSNS上にはあがってきており、更に不安を煽るような展開になっていますね。
確かにこのままいけば不景気突入へ一直線に進んで行きそうです。状況次第では株価も大きく下がってしまう事があると思います。
でも、今は過去の教訓を生かして対応する能力があります。様々な方法を駆使しながら経済が崩壊するのは防ぐ事をすると思います。
もちろん、その過程において紆余曲折はあるだろうから、大きく株価が下がる事はあるかもしれないけど、世界恐慌の時のように株価が 25年間も戻ってこないなんて事は起こらないと思いますよ。
景気悪化の影響で数年ぐらいは株価が低迷している事があるかもしれませんが、いずれ株価は戻ってくる事になるはずです。
そして、株価が戻ってくる際には景気が回復してから株価が上昇する訳ではなく、景気がどん底の時に株価が反転し始めるので、ピンポイントに株価の底を当てるのは至難の業です。
なので、ジタバタするよりも、大人しく市場が回復するのを待っているか、もしくはキャッシュがあるならば時間を分けながら定期的に拾っていく事で市場が回復してきたときに恩恵を受ける事が出来るようにしていくのがいいかなと思います。
どこまで下がるのかが分からない今のような状態は怖いですよね。
投資資産がどこまで減るのか分からない状態は怖いと思うのですが、「株の利益は我慢料」という言葉があるように、誰もが下落相場では怖いと思いながらも頑張って我慢した先に明るい未来が待っているので、今は暗いトンネルの中を皆で手をつないで歩いて行ければいいなと思っています。
コメント