ホルムズ海峡は依然として閉鎖されており、原油価格の高騰によるインフレ懸念が高まっている中で、S&P500は最高値をジリジリと更新し続けています。株式市場では、米国とイランの問題はいずれは解決していく(長期化にはならない)という想定で進んでおり、ホルムズ海峡の閉鎖も時期がくれば解放されるという認識のようです。

米国とイランの主張に大きな隔たりがあるから難しそうだよね



お互い争いは止めたいけど、条件がなかなか纏まらないね
株式市場においては、相場は年末に向けて順調に上昇していくという想定が多数派のようであり、各金融機関は S&P500の目標数値を引き上げるところが増えてきました。ヤルデニは S&P500の目標数値を従来の 7700から 8250に引き上げています。現在の S&P500が 7412だから約 12%も上昇する事になります。
では、ここで各金融機関による年末時点での S&P500の目標数値を確認してみましょう。
| 機関名 | S&P500の目標数値 |
|---|---|
| ヤルデニ | 8250 |
| RBCキャピタルマーケット | 7950 |
| モルガンスタンレー | 7800 |
| シティグループ | 7700 |
| HSBC | 7650 |
| ゴールドマンサックス | 7600 |
| JPモルガン | 7600 |
ヤルデニ、RBCキャピタルマーケット、HSBC、モルガンスタンレーなどは、S&P500に対して従来の目標数値から引き上げを行っています。各社の想定を平均すると、S&P500は現在の水準から 5.1%ほどは上昇する余地がある事になります。また、JPモルガンやゴールドマンサックス、シティグループなどは、まだ従来の想定のままで据え置いているのですが、これらは最近の状況を反映していずれは引き上げてくると思うので、各社の平均想定はもう少し上振れると思います。
一般的なニュースでは、ホルムズ海峡の閉鎖による原油価格の高騰が大きな話題になっていますが、株式市場ではその先を見据えて、いずれはホルムズ海峡の問題も解決していき、その後は AI需要の高まりによる企業収益の引き上げによって株価は上昇していくと見込んでいるようです。
S&P500が年末時点では、今よりも上昇するようであれば投資家にとっては嬉しい事ですよね。実際には、S&P500が今後もジリジリと上昇を続けていくのかは未知数ですが、各社の想定のように今の水準よりも上振れる結果となってくれればいいですよね。


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