今年も早いもので、もう半年が過ぎ去ろうとしていますね。S&P500は、2023年には24%の上昇、2024年も23%の上昇と絶好調を続けてきた中で迎えた2025年。当初はジリジリと上昇しており、2025年2月には過去最高値である6144ポイントに到達しましたが、その後はズルズルと下落をしていき、一時は高値から20%ほどの下落状態でしたね。そこから持ち直して、今では再び高値圏内に戻ってきています。

何だかんだとありながらも、米国株は底堅さをみせているね



結局、米国株に資金は集まってくるよね
関税問題で景気の悪化に向かって進んで行っていると言われながらも、世界中の投資資金は常に投資先を探しており、いざ投資をするとなると真っ先に候補に挙がるのが米国株市場であり、今までもリーマンショックなどの世界的な暴落などが起こっても真っ先に上昇していくのは米国株であり、今後もその傾向は変わらないんだろうね。
米国には世界有数のグローバル企業が集まり、世界のあらゆる産業においてトップグループを走っている企業が沢山ある事から、投資先として非常に有望で安心感のある市場なんだと思います。
今年も半年が過ぎて、米国株の各指数(ダウ平均、S&P500、ナスダック)は、年始の頃よりも上昇しています。
「米国株の各指数の年初来騰落率(6月26日時点)」
項目 | ダウ平均 | S&P500 | ナスダック |
---|---|---|---|
年初来騰落率 | +1.9% | +4.4% | +4.4% |
今年は、トランプ大統領が突然打ち出した追加関税問題などもあって、米国経済は不景気へと向かっていくのではないかという想定が多く、株式市場の雰囲気としては悪い状態だったにも関わらず、気が付けば株式市場は当初の下落を吸収して再び高値圏へと戻ってきています。
「米国株の各指数の最高値との差(6月26日時点)」
各指数 | 最高値 | 現在値(6月26日) | 騰落率 |
---|---|---|---|
ダウ平均 | 45014.04 | 43386.84 | -3.6% |
S&P500 | 6144.15 | 6141.02 | -0.5% |
ナスダック | 20173.89 | 20167.91 | -0.1% |
この記事を書いている時点(27日:15時)では、米国株の各指数の先物取引は上昇しており、S&P500もナスダックも、このままの調子で行けば 27日の相場では最高値を更新して取引を終えそうですね。
トランプ大統領が打ち出した追加関税は、世界中の株式市場を混乱に陥れましたが、時間の経過とともに市場も落ち着き、株式市場は元に戻りつつあります。今後は、いずれ米国も各国との順次貿易協定を結んでいくと思われるので、関税問題も暫くしたら解決への方向性へと進んで行くものと思われいます。
そうなると、株価上昇の重しになっていた蓋が取れた状態になるので、米国株も更に上昇していく展開になっていくのではないかな。今後の展開に期待しながら株式市場の動向を見守っていきたいと思います。
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