本当に無敵感が漂ってきた米国経済。いまだに衰える気配がなくて、まさに不沈艦といった感じになってきたよね。高金利が続く事によって米国経済は失速していくと言われていたけど、まだ底堅い経済指標が続いていて、景気悪化よりもインフレ再燃の方を注意した方がいいのではないかなと思ってしまうぐらい米国経済は力強いね。
このまま景気後退にならずに乗り切って欲しいよね
この調子だと年末までは順調に上昇しそうな雰囲気だね
ダウ平均やS&P500も、年初来高値圏となっていて株価も好調をキープした状態が続いているよね。経済指標も今のところは衰えた感じが見てなくて、本当にリセッション(景気後退)に向かうのかなといった感じだね。
先日(17日:木曜)に発表された小売売上高も、市場予想では前月比0.3%増加だったけど、実際には前月比0.4%増加となっていたんだよね。実績が市場予想を上回る伸びとなり、個人消費の堅調さが改めて示された形となっていたんだな。
小売売上高の13分野のうちで10分野にわたって増加傾向となっており、特に「その他の小売り(ペットショップや花屋など)」が大きく伸びていて、衣料品や食料・飲料の販売も堅調だったみたいだね。
GDP(国民総生産)の計算にも使用されるコア小売売上高(飲食やガソリンスタンドを除いたもの)も市場予想を上回る結果となっている事から、7月~9月(第3四半期)の経済成長も底堅い結果となる可能性が高くなってきているみたいだね。
小売売上高と同じ日(17日)に発表されていた新規失業保険申請件数は、市場予想が25万9千件だったのだけど、実績は24万1千件となっていて市場予想を下回る水準だったね。失業保険を申請する人は少ない方がいいので、予想よりも少ないという事は、失業者が市場の想定よりも少なかったという事なので雇用状況も悪くなっていない感じだよね。
米国経済は経済状態もいまだに底堅く、雇用状況もあまり悪くなっていない状態であり、巡航速度は落ちていない感じに見えるよね。
このまま少しずつ利下げが行われていき、なおかつインフレが再燃しないようであれば、完璧に経済状態をコントロールしたままノーランディングになっていくかもしれないね。
株価にとってはリセッション(景気後退)にならずに、景気が持ち直していってくれた方が有難いので、このまま何事もなく無難に進んで行ってもらいたいね。
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