こういう時期だからこそ安定した銘柄を

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コロナ対策による給付金支給がインフレを引き起こし、インフレ対策として政策金利を大きく引き上げたFRB。ただし、高い政策金利は経済を圧迫してしまう為、景気の後退(リセッション)を引き起こす可能性が高まっていくんだな。そのため、最近ではインフレが落ち着いてきた事から、FRBは利下げに転じているよね。

前回のFOMCでは一気に0.50%の利下げに踏み切ったね

今後も継続して利下げを行う予定みたいだね

高い政策金利が続いている事から、景気後退に陥っていくと想定されている米国経済だけど、今のところは予想以上に米国経済は強く、景気後退に移行していくのを踏みとどまっているよね。

なので、現在は景気後退に向かっていくのか? それとも、このまま底堅い景気が続いていくのか? どちらの転ぶのか分からない不安定な状態となっているんだな。

こんな時は、安定的な銘柄(ディフェンシブな銘柄)を保有していると安心できるよね。

代表的な銘柄でいうとマクドナルドなどは長期的にみても安定しているし、業績も基本的には右肩上がりであるし、誰もが大好きなマクドナルドという事で潰れる心配もないだろうし、保有していて安心できる銘柄だよね。

ただ最近のマクドナルドでは、インフレの影響を受けた消費者の節約志向によって、客足が遠のいていた影響によって既存店売上高が減少していて、最近の決算では2020年以来となる既存店売上高の減少になっていたんだ。

7月発表された最新の決算(2024年4月~2024年6月)において、アナリストの予想では売上高は微増を想定していたけど、実際には減収となっていて特に米国では来客数の減少が響いていたようなんだ。

「マクドナルド既存店売上高」

米国ではインフレによって物価高になっていたことで消費者の節約志向が強まっていたみたいなんだけど、その対策としてマクドナルドは5ドルセット(約750円)を6月から導入しているんだ。この5ドルのセットにはマックダブルまたはマックチキン、チキンマックナゲット(4個入り)、フライポテトのSサイズ、ソフトドリンクのSサイズがついてくるんだよ。

これが好評のようで、マクドナルドでは客足が回復してみるみたいだよ。

「マクドナルド来客数(前年対比:米国のみ)」

みんなが大好きなマクドナルドが、お得なセットを提供してくれるのなら、そりゃお客さんも多く訪れるようになるよね。強くて安定したブランド力を持っている企業の強みは、こういった時にも強さを発揮するよね。

低迷していた株価も、7月からは持ち直していて、気が付けば上場来最高値を更新している状態となっているよ。

何だかんだと言いながらも、長期的には気が付けば右肩上がりになっていくのがマクドナルドの強みじゃないかな。

「2023年からのマクドナルドのチャート」

現在の米国経済は、これから景気後退に向かっていくのか? それとも、底堅い米国経済がそのまま継続して持ち直していくのか? 今後のFRBのかじ取り次第で大きく左右されていくのだけど、現状ではどっちつかずの状態になっていて、よくわからない展開となっているのであれば、マクドナルドのように景気後退になっても大きく下落しにくい銘柄などを保有しておくことも選択肢の1つとして有望だと思うよ。

エヌビディアやマクロソフト、アマゾンなどのハイテク銘柄のような派手さはないけれども、しっかりと上昇してくれていて、なおかつ不景気の時も大崩れしないマクドナルドなどのディフェンシブな銘柄をポートフォリオに組み入れているだけで安心感が段違いに変わってくるんじゃないかな。

    

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