今年の米国株市場も去年の勢いを引き継ぎながら順調に上昇していますね。1月は3指数とも上昇しており、2月9日までの各指数の年始からの上昇率は、ダウ平均株価が2.7%上昇、S&P500が4.7%上昇、ナスダック総合が5.2%上昇となっています。
今年も期待したいよね
大暴落とかは勘弁してほしいよね
今年の相場を牽引しているのは、AIブームに押されて上昇している時価総額上位陣のハイテク銘柄を中心としたAI関連銘柄です。
もはや神レベルの強さを誇っているエヌビディアを筆頭に、王道のマイクロソフト、クラウド王者のアマゾンなどのAIに大きく関連している企業は安定した強さを保っています。
今や AIに関連する銘柄であれば何でも上昇していくような感じですよね。
先日も、半導体設計企業のアームが決算発表後に47%もの暴騰をしていましたね。一時は68%も急上昇していたみたいなので凄いですよね。小型株ではなく、ある程度の規模がある大企業の株価が暴騰するなんて、まさにバブルなんじゃないかなと心配してしまうぐらいの上昇力ですよね。
アームのCEOであるハース氏は決算発表の場において、「新技術が社会に普及するハイプサイクルに AIはどう見てもまだ入っていない」と発言しており、「 AIは一生で最も大きな好機だろう。そしてまだ始まったばかりだ」と AIブームはこれから起こるという認識を示していました。
そのAIブームの恩恵を受ける最大の銘柄といえば、エヌビディアですよね。もはや誰も止める事ができないぐらい上昇していますね。
エヌビディアが凄いなと思うのは、ハイテク大手の決算発表の場において各社がエヌビディアとの良好な関係をわざわざ伝えているという点です。マイクロソフトの決算発表でもエヌビディアの名前が出ていたし、クラウド最大手のアマゾンもエヌビディアの事を決算発表の場で伝えていました。
アマゾンは決算発表の際に、「AWS と NVIDIA のコラボレーションを拡大し、顧客の生成 AI イノベーションを推進する最先端のインフラストラクチャ、ソフトウェア、サービスを提供します。 AWS は、マルチノード NVLink テクノロジーを備えた NVIDIA GH200 Grace Hopper スーパーチップをクラウドに導入する最初のクラウドプロバイダーとなります。 NVIDIA と AWS は、Project Ceiba でも協力して、NVIDIA 独自の研究開発チームのために AWS がホストする世界最速の GPU 搭載 AI スーパーコンピューターを設計しています。」とエヌビディアとの強い関係性を強調していました。
まさに、各社がエヌビディア争奪戦を繰り広げているといった感じですね。そして、エヌビディアに関連する企業もそれにつられて上昇していくといった感じですね。
エヌビディアのGPUを搭載したサーバーを提供しているスーパー・マイクロ・コンピューターもエヌビディアとの強い関係性をいかして業績の拡大を続けており、最近は株価が急上昇しています。2023年の株価上昇率は3.4倍と驚異的な上昇率だったのですが、今年は更に凄まじく、たった1ヶ月ほどで2.4倍も上昇しているという暴れっぷりです。
まさにAIブームは留まる事を知らないといった感じで、関連するすべての物を引き上げていきますね。
とりあえず、AIに絡む銘柄を保有しておく事が今の相場ではベストチョイスなんでしょうね。
コメント
コメント一覧 (2件)
私はAIに絡む銘柄は、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、ケイデンス・デザイン・システムズ、シノプシス、ブロードコム、そしていずれ生成AI搭載のiphoneを発売することが予測されるアップルの株を保有しています。
現在、AIに絡む銘柄の株価上昇が凄いですね。
どこまでこの株価上昇が続くのでしょうか…。
とりあえずはエヌビディアの決算発表の日までは続くような気がします。(アメリカの銀行が破たんをしなければの話です。)
このまま業績が伴うAIに絡む銘柄の株価上昇が続いて今のような相場が長く続いて欲しいですね。
こんばんは、せいさん。
AIに絡む銘柄の株価上昇が凄いですよね。
ケイデンス・デザイン・システムズやシノプシスとかは知らない銘柄でした。お詳しいですね。
地銀が抱えている商業用不動産ローンの不良債権が少し怖いですよね。あまり酷くならないうちに利下げになっていって欲しいですね。
このまま、ゴルディロックス相場が続いて欲しいですよね。