株を売った資金は、また最初から構築していく

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今年も気が付けば5月が終わり、6月に突入しており、半年が経過しようとしていますね。株式市場は年始から上昇傾向にあり、多くの投資家は今年は下落すると予測していたのですが、想定とは違って上昇している展開になっていますね。

下落に備えてキャッシュを用意していた投資家も多いのではないでしょうか。

キャッシュを使う間もなく相場が上がってしまったよ

私もキャッシュがたくさん残っていますね

まあ、焦らず慌てずにノンビリと相場を眺めながら、今後の経過をみていきたいと思っています。

個人的には、このまますんなりと上昇を続けていくとは思っておらず、何処かで下落局面になる場面はあるのではないかなと思っています。

目次

保険を掛けると言う事

相場が今後も下がると想定した時や、自分の損切ラインを越えた時、安全策を取ろうと思った時など、保有株を売却してキャッシュ比率を高める事があると思います。

特に、去年の下落時には多くの人がキャッシュポジションを引き上げたのではないでしょうか。

私もキャッシュポジションを引き上げて安全策を取っていますが、想定とは違って相場は上昇していますね。

自分が保有株を売った後に相場が上昇していると「売却したのは間違いだった」と思うかもしれませんが、安全策(心理的安心感)を得るためにキャッシュ比率を高める事で損失を避けるという保険を掛けたわけだから、その保険料を支払う必要があります。

その保険料は、もちろん上昇した際の利益を取り逃がすという事です。

想定通りに市場が下落したのであれば、キャッシュ比率を高めるという保険を掛けた事が正解となり、損失を抑える事が出来たのですが、相場が上昇した際には保険料を支払う必要があります。なので、「売却したのは間違いだった」という訳ではなく、「保険料を支払う必要がある」と思う方がいいと思います。

売却した資金

さて、売却してキャッシュを用意したのはいいのですが、いずれはそのキャッシュを再び株式市場に投下する必要があります。

その際に、注意しておかないといけないなと思う事は「売った株価よりも高い株価で買う事は失敗だ」と思う事です。

もちろん、売った株価よりも安い値段で仕込むほうが良い事だし、出来れば安い株価で仕込みたいのですが、売却した株価にこだわり過ぎると、何時まで経ってもキャッシュを投下する事が出来なくなってしまう事があります。

保有株を売却したと言う事は、基本的には「相場は今後も下がる」と想定していたからこそ保有株を売却したのだと思います。なので、当初の想定では売値よりも安い値段で買い戻す予定だったはずです。

ただ、当初の想定とは違って相場が上昇している事もあると思います。

そんな時にいつまでも「売った株価よりも高い株価で買い戻すなんて失敗だ」と考えていたら、何時まで経っても買えないです。

売却して出来たキャッシュは、売却した時の株価に引きずられずに新しく気持ちを切り替えて行動する事が大切だと思います。

イチから構築していく

保有株を売ってキャッシュを作った時は、売った株価の事は忘れて、「この資金をどのタイミングで投下するのか」を新しく設定しておきましょう。

多くの場合は、「○○%下がったらキャッシュを投入していこう」という想定を立てていると思いますが、意外と抜けているのは、下がるという当初の想定が外れて相場が上昇した場合に、どのくらい上昇したらキャッシュを投入していくかと言う事です。

「売値から20%上昇したら」でもいいし、「最高値を更新したら」でもいいし、「最高値の90%程度の水準に近付いたら」でもいいと思います。キャッシュの投入タイミングは、下がった場合だけでなく、上昇した時の場合も何かしらのルールを設定しておいて、そのタイミングになれば粛々とキャッシュを投下していく事が必要です。

売った株価よりも高値で買い戻すと、なんだか損をした気分になると思いますが、そんなことは気にしなくてもいいと思います。

新しく出来たキャッシュは、またイチからポートフォリオを構築していけばいいのだと思います。

まとめ

相場が今後は下落すると想定したり、更なる損失を避けるために保有株を売却してキャッシュ比率を高める事があると思います。

でも、想定に反して、市場は下落をせずに上昇してしまう事もあります。

そんな時は、またイチからポートフォリオを作り直すといった気持ちでやり直していけばいいのだと思います。

その際に注意しないといけない事は、上昇に気を取られて慌てて一気にキャッシュを突っ込んで行かないと言う事です。

「相場に置いていかれてチャンスを取り逃がす」なんて思ってしまうと焦って上昇した相場に突っ込んでいく事があります。その後も上手く上昇を続けてくれるといいのですが、上昇していた場面が山場でその後は再び急落するなんて事があれば、まさに往復ビンタを思いきり食らう事になります。

下落時に安値で手放してしまい、上昇時に高値で掴んでしまい、更に損失が拡大する・・・。

まさに踏んだり蹴ったりになってしまうので、相場が想定と違う動きになったとしても、慌てず焦らず、また最初からやり直す気持ちで少しずつコツコツとポートフォリオを作り直していけばいいのだと思います。

   

さて、今回の内容は、YouTubeにもアップしています。動画でみると、ブログとは違う魅力などもあると思いますので、ぜひYouTubeの方も見てくださいね。

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